「アパートの住む階数で悩んでいるのだけど、1階と2階はどちらの方が住みやすいんだろう?
「アパートの1階と2階で騒音や虫が気になるのはどちらなんだろう?」
このような疑問をお持ちの方に当記事では、アパート1階と2階はどちらの方がうるさいのか?メリット・デメリットなどもまとめてご紹介いたします。
アパートの階数選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
アパート1階と2階のメリット・デメリット一覧
まずはアパート1階と2階のメリット・デメリットをチェックしましょう。
最初に補足させていただくと1階・2階ともに一長一短あります。
なので一概に、「こちらの方が絶対に住みやすいです」と断言することが難しいです。
メリット・デメリットを参考にしたうえで実際に内見を行い、階数による違いをご確認いただければと思います。
では、アパート1階と2階のメリット・デメリットを見ていきましょう。
1階 | 2階 | |
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
アパート1階と2階のメリット・デメリットが上記の通り。
続いてそれぞれの詳細を見ていきましょう。
アパート1階のメリット
アパート1階のメリットが下記の5つ。
- 1.家賃が安め
- 2.気遣いが少ない
- 3.出入りが楽
- 4.引っ越しが楽
- 5.夏は少し涼しい
詳細が次の通りです。
1.家賃が安め
すべてのアパート共通ではありませんが、物件によっては2階より1階の方が家賃が安いケースがあります。
例えば2階の家賃が4万円で、1階の家賃が3.8万円など。
家賃差としては2,000円〜5,000円ほどが目安。
そして上層階になるほど、家賃が高くなります。
なので少しでも家賃を安くしたい方は、1階に住むメリットがあると言えますね。
2.生活音をあまり気にせず済む
2階以上に住んでいると、下の階の住人に気を遣う必要があります。
(なるべく足音をうるさくしないなど)
その点1階は一番下の階ですから、足音などをそれほど気にしなくて大丈夫。
とはいえ隣の部屋に住人がいる場合はもちろん、騒音を出しすぎないよう注意が必要です。
3.出入りが楽
1階は階段やエレベーターでの昇り降りがありません。
なので出勤や外出時の出入りがとても楽。
部屋の中に忘れ物をした時などもすぐ出入りできるので、ストレスも少ないです。
4.引っ越しが楽
2階以上だと重い家具家電を運ぶのが一苦労。
引っ越し時は2〜3人以上いないと、家具家電の運搬が困難です。
引っ越しに慣れていないと階段で立ち往生したり、壁を傷つけてしまう恐れも。
その点、1階であれば車から下ろしてすぐに運べるので、労力が少なくて済みます。
5.涼しい
1階は日陰になることが多いため、夏は少し涼しくなります。
2階以上に住んでいると、夏の部屋は灼熱。
朝はまだしも夜、仕事から帰ってきた時に部屋が涼しくなるまでに時間がかかります。
しかし1階であれば、それが軽減されます。
アパート1階のデメリット
アパート1階のデメリットを見ていきます。
アパート1階のデメリットが下記の4つ。
- 1.虫が入りやすい
- 2.洗濯物が干しにくい
- 3.防犯性が低い
- 4.冬は寒い
詳細が次の通りです。
1.虫が入りやすい
アパートの1階は2階以上に比べて、虫が入りやすいです。
蚊やハエなどはもちろん、アリやワラジムシ、ムカデなどが入ってくることも。
窓や玄関を締めているのに虫が入ってくるなら、部屋のどこかに侵入経路があるはず。
少しでも隙間がある場合は、テープを貼るなどして侵入経路を塞ぎましょう。
2.洗濯機が干しにくい
アパートの1階で洗濯物を外に干すと、それが丸見えになります。
特に道路沿いのアパートだと人目が気になるところ。
部屋干しをすれば人に見られることはありませんが、乾くまでに時間がかかりますし生乾きの臭いが発生することも。
アパートの1階でも洗濯物を外に干したいという方は、
- 雨よけランドリーテント
- ベランダカーテン
などのアイテムを活用するといいですよ。
(どちらも楽天やAmazonで購入できます)
3.防犯性が低い
空き巣からすれば、2階以上より1階の方が圧倒的に侵入しやすいです。
なので1階は空き巣に狙われやすいのです。
玄関や窓を忘れず施錠することはもちろん、その他の防犯対策も必須。
- 窓に防犯フィルムを貼る
- センサーライトを設置する
- サムターンガードを設置する
といった対策があげられます。
4.部屋が寒い
夏は涼しさがメリットになるのですが、冬はこれがデメリットになります。
日当たりの悪さだけでなく地面に近いため、冷気の影響を大きく受けます。
これにより部屋が寒くなるので、防寒対策が必要に。
- ホットカーペット
- 断熱シート
- 断熱カーテン
などのアイテムを使って、冬の寒さ対策を講じましょう。
アパート1階に住んだことがある方の声
実際にアパート1階に住んだことがある方の声をまとめました。
2階以上だと、下の階の暖かさが上に来るので、かなり快適に過ごせると思う。
【20代・男性】
ですが住み始めてみると、上の階からの物音はとてもじゃないけど我慢できるものではありませんでした。
【20代・男性】
階段やエレベーターに左右されないのもメリットだと感じます。
【40代・男性】
あと基本的には、1階だと足音を立ててもあまり迷惑がかからないので、そういう意味では気が楽です。
【30代・女性】
ただ1階だと洗濯物が丸見えですし、上の階の足音がうるさいなと感じる時もありました。
【30代・女性】
やはり上の階の足音や振動がとても気になりました。
【20代・女性】
アパート1階はこのような方におすすめ
- 男性で家賃を安く抑えたい方
- 階段の昇り降りが面倒
- 生活音にあまり気を遣いたくない
防犯面から女性は、アパートの1階を避けた方がいいです。
通行人に見られる、洗濯物を外に干しにくいといった、女性には心配な点があるためです。
男性でもこの点を気にする方はいると思いますが、1階ならではのメリットもあります。
階段を昇り降りしなくて済むので、部屋に忘れ物をしてもすぐ取りに戻れる。
一番下の階なので足音などの生活音に、あまり気を遣わなくて済むなど。
さらにアパートによっては1階の方が、家賃が安いこともあります。
移動に時間をかけたくない、できるだけ家賃を安く抑えたい方は、アパートの1階を検討するといいでしょう。
アパート2階のメリット
続いてアパート2階のメリットを詳しく見ていきます。
アパート2階のメリットが下記の5つ
- 1.日当たりがいい
- 2.風通しがいい
- 3.防犯性が高い
- 4.虫が入ってきにくい
- 5.冬は少し暖かい
詳細が次の通りです。
1.日当たりがいい
アパートの2階は、1階よりも日当たりがいいです。
上階のベランダなどで日光が遮られないので、日中は気持ちのいい光が差し込みます。
そのため洗濯物が乾きやすく、生乾きの臭いが発生しにくく、湿度も軽減しやすいです。
2.風通しがいい
日当たりと同じように、2階は風を遮る障害物が少ないので風通しがいいです。
湿度が高くジメジメしている時は、窓を開けることで軽減できますし、カビ対策にもなります。
3.防犯性が高い
2階は物理的に侵入されにくく、通行人から部屋の中を覗かれる心配もありません。
そのため1階より防犯性が高いです。
また、大雨の時など浸水被害を受けにくいのも2階の特徴。
防犯性や安全性を重視する方は、2階以上の部屋に住むといいでしょう。
4.虫が入ってきにくい
地面と接地していないため、アリやムカデなど地を這う虫が入ってきにくいです。
なので虫が苦手な人は2階に住む方が安心。
いつの間にか虫が侵入してくるというシーンが少ないので、ストレスも軽減されますよ。
5.冬は少し暖かい
暖かい空気は上昇しやすい特徴があります。
なので2階の場合、エアコンによって暖かくなった1階の空気が床にあたり、それにより部屋の温度が上がります。
さらに2階は日当たりがいいですし、屋根に当たる日光の熱の影響も受けます。
そのため冬の晴れた日は、部屋の中が暖かくなりやすいのです。
アパート2階のデメリット
次に、アパート2階のデメリットを見ていきます。
アパート2階のデメリットが下記の4つ。
- 1.気遣いが必要
- 2.家賃が高め
- 3.移動や搬入が面倒
- 4.夏は暑い
詳細が次の通りです。
1.気遣いが必要
アパートの2階に住むと、下の階の住人に気を遣う必要があります。
特に足音などの生活音。
うるさい足音が原因でクレームが入り、トラブルに発展する恐れもあるので注意が必要です。
2.家賃が高くなることもある
物件によっては1階より2階の方が、家賃が高くなっています。
2,000円〜3,000円ほどの差だとしたら、年間2万4,000円〜3万6,000円の違いになります。
まさに「塵も積もれば山となる」といえます。
3.移動や搬入が面倒
移動や搬入が面倒なのも2階のデメリット。
一番大変なのは引っ越し時の搬入・運搬です。
冷蔵庫や洗濯機などの重い家電は、出し入れが本当に一苦労。
また外出時に忘れ物をした時なども、いちいち戻るのが面倒臭いです。
4.夏は暑い
冬は暖かくていいのですが、夏は部屋が灼熱。
クーラー無しでの生活はほぼ不可能で、帰宅した時に不快感も大きいです。
部屋にいる時はクーラーをフル稼働させるので、電気代が高くなるのもデメリットです。
アパート2階に住んだことがある方の声
実際にアパート2階に住んだことがある方の声をまとめました。
【40代・男性】
それに、空き巣に入られる可能性も低いのでその点に関しては安心です。
【50代・男性】
逆に、冬は暖かいので快適でした。
【40代・女性】
ただ、下の階の足音や扉の開け閉めの音が響きます。
また、家に帰ってきて階段を上がらないといけないのが少し面倒です。
【20代・女性】
また、3階以上になると重い物・大きい物を運搬する際にはエレベーターがないと不便ですが、2階であればエレベーターなしの物件でもあまり不便に感じません。
【30代・女性】
アパート2階はこのような方におすすめ
- 防犯性が気になる女性
- 寒がり
- 虫が苦手
- 静かに寝たい
2階の方が防犯性が高いので、女性は1階より2階を選んだ方が安心。
虫も入ってきにくく、上の階の住人の足音も気にならないので、静かに寝ることができます。
(2階が最上階の場合)
とはいえ駅近や車通りが多いエリアだと、外の騒音が気になることも。
なので階数だけでなく、周辺エリアの環境も考慮して物件を決めましょう。
アパート1階と2階のメリット・デメリットをおさらい
アパート1階と2階のメリット・デメリット一覧が下記の通りです。
1階 | 2階 | |
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
冒頭でも記載したように1階・2階ともに一長一短あるので、どちらの方が住みやすいと断言することが難しいです。
実際に住んだことがある方の声を参考にする、内見を行い確認するなどして、階数選びを進めましょう。
アパート選びに役立つコンテンツ
アパート1階と2階はどちらがうるさい?
2階など上層階に住んでいると、足音や物を落とした時などの騒音が下層階に響きます。
なので1階の方が騒音が気になると言えます。
1階に住んでいる方のためにも、スリッパを履いて足音を軽減させる、物を落とさないよう気を付けるなどの工夫をしましょう。
ちなみに、1階に住む場合も注意が必要です。
というのも大音量のテレビや音楽の音、話し声などは1階から2階にも聞こえるからす。
2階にも聞こえる=両隣の部屋にも聞こえるということ。
1階・2階のどちらの住むにしろ、生活音や騒音には気を配らなければなりませんね。
アパート1階と2階は家賃差がある?
賃貸物件によりけりですが、アパート1階と2階で家賃差があります。
家賃差としては2,000円〜5,000円ほどが目安。
なので少しでも家賃を安く抑えたい方は1階の方がおすすめ。
とはいえアパートの1階は虫が入りやすい、冬は寒いなどのデメリットもあります。
家賃だけで階数を判断せず、他の要素も考慮して階数を選びましょう。
アパート1階と2階はどちらが虫が出やすい?
虫が出やすい、入りやすいのは1階です。
1階は地面に接していることもあり、アリやムカデなど地を這う虫が入って来やすいのです。
また梅雨や夏のジメジメする時期は、ゴキブリが出る可能性もあります。
なのでアパート1階に住む場合は虫対策が必須。
テープを貼って隙間を埋めて侵入経路を塞ぐ、除湿機を使って湿度を下げるなどの対策が効果的です。
アパートの階数以外に考慮すべきポイント
アパートと1階と2階、どちらもメリット・デメリットがあることが分かりました。
しかしアパートを選ぶ上で階数以外にも、考慮すべきポイントがあります。
例えば下記の3つです。
1.隣人の生活状況
階数に関係なく、隣人の生活状況が著しく悪ければ、あなたの生活に支障をきたします。
週末になると友達が来てうるさくなる。
テレビや話し声が大きくて眠れない。
などなど。
生活状況は内見時に分からないこともあるので、不動産会社の担当者に聞いてみるといいですよ。
2.ゴミ捨て場の状況
見落としがちなポイントですが、ゴミ出しのルールを守らないことが原因で、トラブルに発展するケースがあります。
- 袋を縛らないで出している
- ゴミ捨て場の外に放置している
- 分別のルールを守っていない
などなど。
こちらも内見時には分からないことがあるので、担当者に尋ねましょう。
3.アパート周辺の治安
アパートそのものだけでなく、周辺エリアの治安も必ずチェックしてください。
例えば居酒屋が多いと夜はうるさくなったり。
学校があると子どもの声が気になることも。
治安チェックは内見時でなくても出来るので、時間がある時にアパート周辺を散策してみるといいですよ。
また上記の他にも、アパートを選ぶ上で欠かせないポイントがあります。
詳細は下記記事にて解説していますので、アパート選びで失敗したくない方はぜひ、参考にしてください。
アパート1階と2階の住みやすさや違いなどまとめ
アパート1階と2階のメリット・デメリット、住みやすさや違いなどをご紹介してきました。
当記事の内容をまとめると下記のようになります。
- 足音など生活音が気になるのは1階
- 両隣の部屋にも聞こえている可能性大
- どの階に住むにしろ気配りは必須
- 1階の方が家賃が安いケースがある
- ただし虫が出やすいので要注意
アパートの階数選びは、今後の生活のしやすさに大きく影響を与えます。
実際に住んだことがある方の声を参考にするのはもちろん、内見時にも必ず階数ごとの違いを確認しましょう。
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