【アパート】1Kは一人暮らしにおすすめの間取り?メリット・デメリットを解説

「アパートの1Kってどんな人に向いてるんだろう……」

「1Rや1DKとの違いはなに?」

このようなお悩みを解決するため本記事では、1Kのメリット・デメリットや1R・1DKとの違い、どんな人におすすめなのかをご紹介いたします。

1Kに住もうか検討している方はぜひ、参考にしてください。

1Kとはどのような間取りで広さは何畳?

一人暮らしを始める際、間取りで悩む方も多いはず。

アパートには1Rや1K、1DKなどさまざまな間取りがありますが、なかでも一人暮らしに人気なのが1Kです。

では実際、1Kとはどのようなお部屋のことを指すのでしょうか?

1Kとは、居室とキッチンの間に仕切りがある物件のこと。

「1部屋+キッチン」という間取りのため、生活空間を分けられますよ。

また、1Kの広さは20㎡~25㎡ほどの物件が多いです。

お部屋(キッチンやバストイレを除く)の広さは、6畳~8畳が一般的です。

1Kのメリットやデメリット

一人暮らしに人気の間取りである1Kですが、どのような特徴があるのでしょうか?

ここでは、1Kのメリットやデメリットを詳しく解説いたします。

メリット

1Kのメリットは、次の3つです。

  • 1.来客があっても生活空間を見られない
  • 2.キッチンを使っても生活空間にニオイが充満しにくい
  • 3.広さに合ったレイアウトを楽しめる

それぞれの詳細は、下記のとおり。

1.来客があっても生活空間を見られない

1Kのメリットは、玄関から室内が見えないこと。

キッチンと部屋の間に仕切りがあるため、来客が来ても生活空間を見られてしまう心配がありません。

「玄関を開けたらすぐに居室がある」という間取りだと、急な訪問者や宅配業者が来た場合、外から部屋が丸見えになってしまいます。

1Kならプライバシーを守れるため、女性の一人暮らしでも安心ですね。

2.キッチンを使っても生活空間にニオイが充満しにくい

1Kのアパートは、料理をしても生活空間にニオイが充満しにくいです。

キッチンと居室が仕切られているからですね。

料理をする際にきちんと扉を閉めておけば、服やベッドにニオイが移ってしまう心配がありません。

また、ニオイの強い食材などを買ったときでも、部屋まで漂ってこないため安心です。

3.広さに合ったレイアウトを楽しめる

1Kのお部屋はキッチンと居室が仕切られているため、空間ごとのレイアウトを楽しめます。

また、キッチンが見えない分、おしゃれな雰囲気のお部屋も作りやすいですよ。

広さに合わせて、収納やインテリアを考えるのも楽しみの1つですね。

デメリット

ここからは、1Kのデメリットをご紹介いたします。

1Kのアパートに住むデメリットは、次の3つ。

  • 1.1Rに比べ家賃が高い
  • 2.仕切り(扉)がある分、圧迫感がある
  • 3.エアコンが効きにくい

それぞれの詳細を見ていきましょう。

1.1Rに比べ家賃が高い

1Rのアパートに比べると、1Kの方が家賃は高め。

1Kは居室とキッチンの間に仕切りがあるため、建築コストがかかってしまうのですね。

家賃はアパートによって異なりますが、1Rと1Kを比較すると、数千円ほど差があるケースも。

1Kのお部屋は過ごしやすい分、家賃も多少上がってしまうことを把握しておきましょう。

2.仕切り(扉)がある分、圧迫感がある

1Kのお部屋はキッチンと居室の間に仕切りがあるため、狭く感じてしまう場合も。

壁に遮られる分、圧迫感が生じます。

ただ、レイアウト次第では圧迫感をなくせるため、お部屋を広く見せる工夫をするといいですよ。

たとえば、背の低い家具を揃えることで、室内が広々として開放的な印象になりますよ。

3.エアコンが効きにくい

さきほど、1Kのメリットは「料理をしても生活空間にニオイが充満しにくいこと」だとお伝えしました。

しかし、キッチンと室内の間に仕切りがある=キッチン部分までエアコンが届きにくいということ。

特に夏場に料理する場合などは、エアコンが必須です。

キッチンまで空気を行き渡らせたいなら、サーキュレーターなどを活用するといいですよ。

1R(ワンルーム)との違いは?

「1Rと1Kっていったい何が違うの?」

と疑問に思う方も多いはず。

アパートにはさまざまな間取りがあるため、混同してしまいがちですよね。

1Rと1Kの違いは、主に次の3つです。

  • 1.広さや収納
  • 2.仕切りの有無
  • 3.家賃

下記にて、詳しく解説いたします。

1.広さや収納

1Rと1Kを比較すると、1Kの方がやや広め。

ただ、収納は1Rと1Kどちらも変わらない場合が多いです。

2.仕切りの有無

1Rと1Kの違いは、仕切りがあるかどうか。

1Kはキッチンと居室の間に仕切りがあります。

一方、1Rは仕切りがなく、お部屋とキッチンが一体になっています。

「玄関のドアを開けたらすぐに室内が見える」というアパートですね。

また、さきほど1Rよりも1Kの方がやや広めとお伝えしました。

しかし、同じ専有面積のアパートだった場合、1Kよりも1Rの方が広く感じます。

というのも、居室とキッチンの間に仕切りがない分、圧迫感がないからです。

3.家賃

1Kのアパートよりも、1Rの方が家賃は安い傾向にあります。

1Rの方が、建築コストがかからないからですね。

物件にもよりますが、1Rと1Kの家賃を比較すると数千円ほど差があるケースが多いです。

1DKとの違いは?

続いて、1Kと1DKの違いを見ていきましょう。

1Kと1DKの主な違いは、次の3つ。

1.広さや収納
2.ダイニングキッチンの有無
3.家賃

それぞれの詳細は下記のとおりです。

1.広さや収納

一般的に、1Kよりも1DKの方が広いことが多いです。

収納も1DKの方が多め。

ただし、収納はアパートによって異なるため、1Kと1DKを比べても大差ない場合も。

2.ダイニングキッチンの有無

1Kと1DKの一番の違いは、ダイニングキッチンの有無です。

1Kが「1部屋+キッチン」なのに対して、1DKは「1部屋+ダイニングキッチン」という間取りです。

では、キッチンとダイニングキッチンにはどのような違いがあるのでしょうか?

主な違いは、キッチンの広さです。

1Kのキッチンは、広さが4.5畳以下と定められています。

一方、1DKのダイニングキッチンの広さは、4.5畳~8畳。

1DKはキッチンが広い分、机やイスを置いて食事スペースにすることも可能です。

また、食器や食材などさまざまなものを置ける場所がある分、キッチンを広々と使えますよ。

料理をよくする人にはうれしいポイントですね。

3.家賃

家賃は、1Kよりも1DKの方が高め。

ダイニングキッチンが広い=お部屋全体の専有面積も広くなるからですね。

1Kと比べると、1DKの家賃は数千円~数万円高いケースも。

初めての一人暮らしなら1Kがおすすめ!その理由3つ

初めての一人暮らしだと、間取りで悩む方も多いはず。

1R、1K、1DK…さまざまな間取りがありますが、どのお部屋を選べばいいのでしょうか?

結論からお伝えすると、初めての一人暮らしなら1Kがおすすめです。

理由は、以下の3つ。

  • 1.1DKや1LDKと比べて家賃が安い
  • 2.物件数(部屋数)が豊富
  • 3.1R(ワンルーム)よりも快適

下記にて、詳しく解説いたします。

1.1DKや1LDKと比べて家賃が安い

1Kのアパートは、1DKや1LDKに比べて家賃が安いです。

東京23区の家賃相場を表でまとめたので、参考にしてください。

1K 1DK 1LDK
足立区 6.5万円 6.8万円 9.48万円
中野区 6.44万円 7.2万円 13.11万円
杉並区 6.63万円 8万円 13.15万円
豊島区 8.35万円 10.82万円 12.68万円
練馬区 6.77万円 8.53万円 12.19万円

参考:ホームメイト

間取り別の家賃を比較してみると、1Kのアパートが一番安く住めるのがわかります。

たとえば足立区だと、1Kと1LDKでは約3万円もの差があります。

上記の表を見てもわかるように、初めての一人暮らしなら、家賃が安い1Kがおすすめですよ。

2.物件数(部屋数)が豊富

1Kのお部屋は、他の間取りに比べて物件数が多いです。

物件数が多い=理想のお部屋に出会える可能性も高くなるということ。

さまざまな物件の中から選べるため、あなたにぴったりのお部屋を見つけやすいですよ。

3.1R(ワンルーム)よりも快適

1Kのお部屋は、1Rよりも快適に過ごせますよ。

キッチンと居住空間が分かれているため、宅配業者などが来てもプライベートを守れます。

また、料理のニオイが服やベッドに移らないのもポイント。

お部屋のレイアウトも考えやすいため、初めての一人暮らしなら1Kを選ぶのがおすすめですよ。

内見時にチェックしたい!1Kにあると便利な設備3つ

1Kのアパートに住むなら、どのような設備があるか事前にチェックしておくことが大切です。

ここでは、1Kにあると便利な設備を3つご紹介いたします。

  • 1.ロフト
  • 2.バス・トイレ別
  • 3.大きめのシンク

それぞれの詳細は下記のとおり。

1.ロフト

気になる物件を見つけたら、ロフトが付いているかどうか確認しましょう。

というのも、ロフトがあると部屋を有効活用できるからです。

具体的には、

・寝室代わりにできる
・収納スペースにもなる
・趣味の空間としても使える

など、さまざまな使い道があります。

たとえばロフトを寝室代わりにすれば、1部屋しかない1Kのアパートでも生活空間を広く使えます。

また、収納が少なくても、ロフトに荷物を置けば部屋をスッキリ見せられますよ。

ただ、ロフトにもデメリットはあります。

ロフト部分は熱や湿気がこもりやすく、エアコンも効きにくいのです。

寝室代わりに使う場合は、サーキュレーターなどを活用して空気を循環させるのがおすすめですよ。

2.バス・トイレ別

気になるお部屋が見つかったら、バス・トイレ別になっているか必ず確認しましょう。

バス・トイレ別のアパートなら、快適に過ごしやすいですよ。

具体的には、

・お風呂の洗い場を広く使える
・トイレが使いやすい
・水回りの収納が使いやすい

などのメリットがあります。

水回りは毎日使う部分なため、ストレスなく過ごせることが大切です。

1Kに住むなら間取りや立地だけでなく、バス・トイレが別になっているかもチェックしましょう。

3.大きめのシンク

1Kに住む場合、シンクのサイズも確認しておきたいところ。

というのも、1Kはシンクが小さいケースが多いから。

あまりシンクが小さいと、洗い物がしにくい、野菜や食材を洗いにくいなどのデメリットがあります。

シンクが使いづらいと、料理をするのがストレスになってしまいがち。

とくに自炊をよくする人などは、シンクが大きいアパートを選ぶと快適に過ごせますよ。

アパートの1Kはこのような人におすすめ

ここまで、1Kのメリットやデメリット、他の間取りとの違いをご紹介してきました。

「一人暮らしをするのが初めて」
「少しでも家賃を節約したい」

という人には、1Kがおすすめです。

一人暮らしが初めて

1Kのアパートは、初めて一人暮らしをする人におすすめ。

居住空間とキッチンが仕切られているため、快適に過ごせます。

また、1Rよりも広い場合が多いため、窮屈に感じる心配もありません。

「でも、広さを重視するなら1DKや1LDK のアパートがいいんじゃない?」

と思うかもしれません。

しかし、1DKや1LDKのアパートに一人で住むと、広さを持て余す可能性も。

また、広さに比例して家賃も高くなってしまうため、初めての一人暮らしなら1Kを選ぶといいですよ。

家賃を節約したい

アパートの1Kは、家賃を節約したい人におすすめ。

さきほど23区の家賃を間取り別にご紹介しましたが、1DKや1LDKに比べて、1Kの家賃は安めに設定されているケースが多いです。

日常生活ではさまざまな出費があるため、固定費である家賃は少しでも節約したいところ。

1Kなら比較的安く住めるため、家賃を抑えたい人におすすめの間取りですよ。

まとめ

1Kのメリット・デメリットや家賃相場、あると便利な設備などをご紹介いたしました。

部屋と居住空間が仕切られているため、快適な生活を送りやすいのが1Kのメリット。

1DKや1LDKに比べて家賃も安いため、初めての一人暮らしなら1Kを候補に入れるといいですよ。

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