「賃貸物件を探しているんだけど、選ばない方がいい物件ってあるの?」
「どんなところに気を付ければ、いい部屋に巡り合えるのかな」
このようなお悩みを解決するため当記事では、選ばない方がいい賃貸物件の特徴や、妥協すべきでないポイントなどをご紹介いたします。
賃貸選びをしている方はぜひ、参考にしてください。
選ばない方がいい賃貸物件の特徴20選
賃貸物件選びで後悔しないためには、慎重に考えてから選ぶことが必要。
中には、選ばない方がいい物件も存在します。
そして、次の20項目に当てはまる物件は避けた方がいいです。
- 1.木造アパート
- 2.コンクリート打ちっぱなし
- 3.収入に見合っていない家賃
- 4.プロパンガスを使っている
- 5.部屋が狭い
- 6.日当たりが悪い
- 7.収納スペースが少ない
- 8.コンセントの場所が少ない
- 9.シャワーが弱い
- 10.トイレの水位が低い・高い
- 11.設備が古い
- 12.部屋が傾いている、歪んでいる
- 13.通信環境が悪い
- 14.共有スペースが不衛生
- 15.線路沿いや大きな道路沿い
- 16.学校や保育園の近く
- 17.繁華街や商業施設の近く
- 18,徒歩圏内にスーパーやコンビニがない
- 19.1階にコンビニや飲食店が入居している
- 20.川沿いや海沿い
それぞれの詳細を見ていきましょう。
1.木造アパート
選ばない方が良い賃貸物件の1つ目は、木造アパート。
木造は、建物構造のなかでもっとも防音性能が低いからです。
反対に、防音性が高いのは「RC造( 鉄筋コンクリート造)」や「SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)」でできた建物です。
周囲の騒音が気になる人は、RC造やSRC造の物件を選ぶといいですよ。
2.コンクリート打ちっぱなし
コンクリート打ちっぱなしの物件も選ばない方がいいでしょう。
湿気が溜まりやすく、結露やカビが発生しやすいからです。
見た目がオシャレなのでついつい選んでしまいがちですが、デメリットも多いため注意が必要です。
3.収入に見合っていない家賃
家賃の目安は、手取り月収の3分の1が一般的。
最近では、手取り月収の4分の1が無理なく生活できるラインとも言われています。
上記の目安を超えた家賃だと、生活を圧迫してしまう恐れも。
快適に生活するためにも、きちんと自分の収入に合った家賃の物件を選びましょう。
4.プロパンガスを使っている
プロパンガスの賃貸物件は要注意。
ガスには、「プロパンガス」と「都市ガス」の2タイプがあります。
都市ガスに比べて、プロパンガスはガス代が高いのが特徴。
同じように生活していても、ガス代に2倍ほどの差がついてしまうことも。
賃貸物件を選ぶ際は、必ずガスの種類を確認しておきましょう。
5.部屋が狭い
部屋が狭い物件も、選ばない方がいいです。
限られたスペースで生活するため、どうしても窮屈になってしまいます。
起こりうる具体的な問題が下記の通り。
- 置きたい家具を置けない
- 布団を敷きっぱなしにできない
- 物を片付けるスペースがない
部屋が狭いと、さまざまなところで我慢しなければいけない可能性も。
あなたの生活に合った部屋の広さを、一度考えてみましょう。
6.日当たりが悪い
日当たりが悪い賃貸物件は、要注意。
なぜなら、次のようなデメリットがあるからです。
- 湿気が溜まりやすい
- カビが生えやすい
- 洗濯物が乾きにくい
ほかにも、日が入らない部屋だとどうしても気分も下がりがち。
内見時には、日当たりをしっかりとチェックしておきましょう。
7.収納スペースが少ない
収納スペースが少ないと、部屋が圧迫されてしまいます。
収まりきらない分の荷物を、部屋に置く必要があるからです。
たとえば服が入りきらない場合、新たにハンガーラックやチェストを設置します。
本来は部屋の一部として使えたはずの空間が、収納スペースにより圧迫されてしまうのです。
また、置ききれない荷物が増え、部屋が散らかる原因にも。
賃貸物件を選ぶ際は、収納スペースがどれくらいあるのか確認しておきましょう。
8.コンセントの場所が少ない
コンセントが少ないと、好きな場所に家電を置けない可能性があります。
タコ足配線や延長コードを使う手もありますが、どうしても部屋が散らかって見えがち。
一人暮らしの場合、ベッドサイドに2つ以上、キッチンに4つ以上のコンセントがある物件を選ぶといいですよ。
9.シャワーが弱い
シャワーの水圧が弱いと、毎日の入浴でストレスを感じてしまいます。
お湯が思うように出ないため、入浴に余計な時間がかかってしまう可能性も。
もし気になるなら一度、不動産会社の方や大家さんに聞いてみるといいですよ。
10.トイレの水位が低い/高い
賃貸物件を選ぶ際は、トイレの水位が適切かも重要なポイントの1つ。
水位が高いと水がはねる、溢れてしまうなどの可能性があります。
反対に水位が低すぎると、悪臭の原因になることも。
普段トイレの水位を気にする方はあまりいないと思いますが、賃貸物件を選ぶ際はよくチェックしてみてください。
11.設備が古い
設備が古い賃貸物件も要注意。
というのも、設備が古い=不具合が起きやすくなるためです。
たとえば給湯器が古かった場合、急にお湯が出なくなるなんてことも。
夏場ならまだ我慢できますが、冬場だと非常にツライですよね。
また、エアコンなどが古すぎる場合も要注意。
古い型のものほど、電力消費が大きく電気代が上がりがち。
賃貸物件を選ぶ際は、設備が古すぎないかをしっかりと確認しておきましょう。
12.部屋が傾いている、歪んでいる
部屋や建物自体に不具合がある賃貸物件は、選ばない方がいいです。
たとえば、窓の開け閉めがスムーズにできなかったり、網戸が閉まりきらなかったりなど。
夏場は網戸の隙間から虫が入ってきたり、換気しづらくなってしまいます。
部屋の傾きや歪みは、ほかにも生活上の不具合が生じるでしょう。
住んだあとに気付いても、直してもらうためには時間や手間がかかってしまいます。
特に築年数が古い物件の場合は、念入りにチェックしましょう。
13.通信環境が悪い
スマートフォンなどの電波が入りにくい物件は、選ばない方がいいです。
問題なく繋がると思っていても、特定の場所でだけ繋がらないケースも。
たとえば、角部屋だけ繋がらない、座って低い位置で操作すると繋がらないなど。
内見時には、部屋を歩き回ってきちんと電波が入るかチェックするといいですよ。
14.共有スペースが不衛生
共有スペースが不衛生=住んでいる住人の質が悪いケースもあります。
大家さんなどによる管理が行き届いていない可能性もあるので、共有部分がキレイに保たれていない賃貸物件は要注意です。
15.線路沿いや大きな道路沿い
線路沿いの物件や大きな道路沿いの物件は、騒音問題に悩まされやすいです。
たとえば、線路沿いの物件は早朝から深夜まで、電車のガタンゴトンという音が響きます。
電車の振動が伝わってくる場合もありますね。
また、大きな道路沿いの物件も、車による騒音が深刻です。
トラックの響くような重低音、バイクのエンジン音、救急車のサイレンの音などですね。
音が気にならない場合でも、排気ガスにより、窓を開けて換気できなくなるケースも。
短時間なら気にならない音でも、毎日住むとなると気になりがち。
内見時には、周辺の環境をチェックしておきましょう。
16.学校や保育園の近く
学校や保育園が近くにある物件も、騒音問題が気になるところ。
たとえば、子どもたちの声や楽器を演奏する音、校内放送など、さまざまな音が響き渡ります。
運動会シーズンなどは、スピーカーによる指示や子供たちの大声が普段よりも聞こえるため、ストレスになってしまいます。
騒音が気になる方は、学校や保育園の近くにある物件は避けた方がいいでしょう。
17.繁華街や商業施設の近く
繁華街や商業施設の近くは、治安が悪いため注意が必要。
また、飲食店が多いため、ゴキブリなどの害虫も発生しやすいです。
衛生面でもあまりよくないので、繁華街や商業施設の近くの賃貸物件は避けた方がいいですよ。
18.徒歩圏内にスーパーやコンビニがない
近くに買い物できる場所がないと、非常に不便でストレスがたまってしまいます。
一番いいのは、家と駅までの間にスーパーやコンビニがあること。
仕事帰りや学校終わりにそのまま買い物ができて便利。
スーパーが近ければ、わざわざ遠回りする、遠い場所まで歩いて行くなどの必要がないので生活しやすいです。
19.1階にコンビニや飲食店が入居している
1階にコンビニや飲食店が入居している物件は、騒音や虫、臭いなどさまざまなトラブルが起こりやすいです。
具体的には、下記のようなトラブルが起きる可能性があります。
- 夜中でも人の話し声がする
- ゴキブリやネズミが出やすい
- 常に食べ物の匂いがする
- 人の出入りが多く防犯性が低い
- 室内に虫が入ってきやすい
1階にコンビニや飲食店があると一見便利そうに見えますが、デメリットもあることを把握しておきましょう。
20.川沿いや海沿い
川や海の近くにある賃貸物件は、津波や洪水などの被害にあう可能性があります。
事実、大雨が降った後などは川が氾濫しやすく、近隣の建物に水が入ってしまうことも。
万が一のことも考え、川沿いや海沿いの物件に住むのは避けましょう。
後悔しないために!賃貸選びで妥協すべきでないポイント5つ
ここまで、選ばない方がいい賃貸物件の特徴をご紹介してきました。
では、賃貸選びで「妥協しない方がいい!」というポイントはあるのでしょうか?
妥協せずにこだわった方がいいポイントは、次の5つです。
- 1.家賃
- 2.立地
- 3.周辺環境
- 4.隣人の生活音
- 5.部屋の広さ
詳細は下記の通り。
1.家賃
住む物件の家賃上限を決めたら、絶対にオーバーしないことが大切。
なぜなら家計が圧迫される可能性があるからです。
いい物件は、どうしても家賃が高くなりがち。
とえば、「少しくらいならオーバーしても平気かな……」と思って、予算より2000円ほど高めの賃貸物件に住んだとします。
1ヶ月なら少額に感じますが、1年間で計算すると「2000円×12ヶ月=24,000円」。
5年間住んだ場合、12万円も多く払うことに。
予算をオーバーした分、食費や娯楽など他の部分で補うことになるので、注意が必要です。
2.立地
妥協すべきでないポイントの2つ目は、立地です。
たとえば、先ほどもお伝えしましたが、スーパーやコンビニが近くにないと日常生活を送るうえで不便です。
また、駅までのアクセスなら、坂道が多い・歩道が無い・車どおりが多いなどの要因で、毎日の通勤・通学のストレスになるケースも。
いい立地の条件は人により違いますが、あなたに合った立地の賃貸を選びましょう。
3.周辺環境
周辺環境も、内見時によくチェックしておきましょう。
たとえば、騒音問題や治安、周辺施設など、実際に自分の目で確かめるといいですよ。
住んでから気になることが出てきても、どうしようもありません。
周辺環境はあとから変えられないので、入念に確認する必要があります。
4.隣人の生活音
騒音トラブルや隣人トラブルなどは賃貸につきもの。
隣にどんな人が住んでいるかによって、生活の質が左右されます。
隣人の生活音は気にならないか、日常生活を送るうえで支障ないか、よく考える必要があるでしょう。
5.部屋の広さ
部屋が狭すぎると、ストレスになってしまいます。
いざ生活をすると物も増えますし、置きたい家具も増えるかもしれません。
部屋の広さは心の余裕にもなるので、あなたにとってストレスのない広さの賃貸物件を選びましょう。
賃貸選びで妥協しても意外と大丈夫なポイント3つ
物件選びでは、すべてが希望通りとはいかないケースもあります。
では、どんなところなら妥協してもいいのでしょうか?
具体的に妥協してもOKなポイントは、次の3つ。
- 1.築年数
- 2.湯船の広さや追い焚き機能
- 3.駅までの距離
それぞれ詳しく解説いたします。
1.築年数
実は、築年数にあまり神経質になる必要はありません。
築年数が古いと建付けが悪い、ボロボロ、内装も汚い……とイメージする方も少なくないでしょう。
しかし、近年は耐震性や内装など、新築に近い性能を持つ賃貸物件も増えてきています。
たとえば耐震性は、築40年以内であれば、現在の厳しい建築基準(新耐震基準)をクリアしています。
つまり、古いからといって耐震性が低いわけではないのです。
また、最近は内装がオシャレな物件も増えてきました。
リノベーション済の物件ならば、作りや設備が最新と変わらないケースも。
築年数が古くても条件のいい賃貸物件はあるので、候補に入れるのも一つの手です。
2.湯船の広さや追い焚き機能
一人暮らしの場合、追い焚き機能がなくてもどうにかなる場合がほとんど。
自分が湯船に入るときだけお湯を入れればいいので、お湯を沸かしなおす機会が少ないからです。
また、湯船の広さも特別なこだわりがなければ、そこまで広くなくても問題ないでしょう。
3.駅までの距離
もしも駅まで距離のある賃貸に住んだ場合、はじめは遠く感じるかもしれません。
しかし毎日通ううちに慣れるので、家から駅までの往復が苦痛でなくなります。
道の途中にスーパーやコンビニがあれば、そこに立ち寄って日用品を買うことも可能。
また、駅までの往復手段に自転車を使うのもおすすめです。
駅まで距離があってもすぐに着くので、時間を節約できますよ。
選ばない方がいい賃貸物件の特徴についてまとめ
選ばない方がいい賃貸物件の特徴などをご紹介してきました。
改めて、選ばない方がいい賃貸物件の特徴をおさらいしましょう。
- 1.木造アパート
- 2.コンクリート打ちっぱなし
- 3.収入に見合っていない家賃
- 4.プロパンガスを使っている
- 5.部屋が狭い
- 6.日当たりが悪い
- 7.収納スペースが少ない
- 8.コンセントの場所が少ない
- 9.シャワーが弱い
- 10.トイレの水位が低い・高い
- 11.設備が古い
- 12.部屋が傾いている、歪んでいる
- 13.通信環境が悪い
- 14.共有スペースが不衛生
- 15.線路沿いや大きな道路沿い
- 16.学校や保育園の近く
- 17.繁華街や商業施設の近く
- 18,徒歩圏内にスーパーやコンビニがない
- 19.1階にコンビニや飲食店が入居している
- 20.川沿いや海沿い
選ばない方が良い物件をきちんと知っておけば、理想の部屋に出会う確率も上がります。
今回ご紹介したポイントや注意点を踏まえ、賃貸選びをしましょう。
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