「アパートの退去が決まったけど、どこに連絡したらいいんだろう?」
「引っ越しを考えているけど、いつまでに退去連絡すればいいのかな……」
このような疑問を解決するため本記事では、退去連絡の方法や期限、退去までの流れなどを紹介します。
アパートの退去をお考えの方はぜひ、参考にしてください。
ゼロすむで契約する場合は転貸借契約となるため、一部異なる部分がございます。
ゼロすむで契約する場合の正確な内容に関して、詳細が気になる方はLINEを友だち登録してご質問ください。
この記事の目次
アパートの退去連絡をする前にやっておくこと
「アパートを退去したいから、すぐに大家さんや不動産会社に連絡しよう」
初めて引っ越しをする方は、こう思うかもしれません。
しかし、アパートを退去する際は事前にスケジュールを立てておく必要があります。
退去連絡をする前に、まずは次の3つを確認しておきましょう。
- 1.次の引っ越し先を決めておく
- 2.家賃が二重にならないよう注意
- 3.公共料金や保険の解約手続きも必要
それぞれの詳細は下記のとおりです。
1.次の引越し先を決めておく
退去連絡をする前に、次の引っ越し先を決めておきましょう。
引っ越し先が決まっていないのに退去連絡をすると、住む家を失ってしまう可能性があるからです。
大家さんなどに退去する旨を伝えるのは、必ず次に住むアパートが決まってからにしましょう。
2.家賃が二重にならないよう注意
アパートの退去が決まったら、二重家賃にならないよう注意しましょう。
二重家賃とは、今のアパートと引っ越し先の両方で家賃が発生してしまう状態を指します。
どんなときに二重家賃が発生するかというと、退去日よりも前に、引っ越し先のアパートが入居日を迎えてしまうとき。
今お住まいのアパート+新居の家賃を二重で支払わなければならないため、大きな負担となってしまいます。
二重家賃にならないためにも、退去日と入居日のタイミングを調整して、計画的なスケジュールを立てることが重要です。
3.公共料金や保険の解約手続きも必要
アパートを退去する際は、公共料金や保険の解約手続きも必要です。
入居時に契約した火災保険は、窓口で解約しましょう。
ガス・電気・水道などのライフラインも、各会社に電話して停止手続きを行います。
ライフラインは電話ではなくインターネット上で解約手続きができる場合もあるため、詳しくは各自治体のホームページを確認するといいですよ。
アパートの退去連絡は大家さんもしくは不動産会社に
賃貸アパートの退去を決めたら、どこに連絡すればいいのでしょうか?
退去連絡は基本的に、大家さんまたは不動産会社にします。
アパートを退去する旨を伝えれば、退去するまでの流れを教えてくれますよ。
連絡先がわからないときの対処法とは?
「退去連絡をしたいけど、連絡先がわからない……」
このような場合も、上記と同じく大家さんまたは不動産会社に連絡しましょう。
もしも電話番号がわからない場合は、契約書を確認するといいですよ。
退去時の連絡先が記載されているため、そこに電話をかけましょう。
アパートの退去連絡はいつまでに・何日前までにすればいい?
アパートの退去を決めたら、いつまでに連絡すればいいのでしょうか?
結論、アパートの退去連絡は1ヶ月前までにするといいですよ。
ただ、物件によっては2ヶ月以上前の場合もあるため、必ず契約書を確認しておきましょう。
退去連絡の期限を過ぎると翌月の家賃が発生
アパートによって定められた退去連絡の期限を過ぎてしまった場合、翌月分の家賃を支払わなければなりません。
引っ越し先のアパートの入居日によっては、二重家賃が発生してしまう可能性も。
「連絡の期限を過ぎて、翌月分の家賃を請求されてしまった…」
このような事態を防ぐためにも、退去連絡の期限は必ず守りましょう。
引っ越しが決まったら必ず契約書を確認し、退去連絡の期限を把握しておくことが重要です。
期限を過ぎるくらいなら早めに連絡しておこう
先ほど、退去連絡は1ヶ月前までにするのがいいとお伝えしました。
しかし、「引っ越しが決まったけど、面倒だから1ヶ月前に連絡すればいいや……」とギリギリまで放置していると、うっかり期限を過ぎてしまう可能性も。
期限を過ぎると翌月分の家賃が発生してしまうため、余裕をもった計画を立てることが大切です。
アパートの退去が決まったら、速やかに連絡することが重要。
期限を過ぎてしまうくらいならば、早めに退去連絡しておくことをおすすめします。
アパートの退去連絡の伝え方と退去までの流れ
「アパートを退去したいけど、どうやって伝えればいいの?」
「退去するまでの流れってどんな感じなんだろう」
このような疑問を解決するため、ここからはアパートを退去する際の手順をご紹介いたします。
賃貸アパートを退去するまでの流れは下記のとおり。
- 1.電話で退去連絡
- 2.退去届(解約通知書)を郵送
- 3.公共料金および保険の解約手続き
- 4.アパートの掃除
- 5.退去立会い
- 6.鍵の返却および書面へのサイン
- 7.退去費用の支払い
退去連絡の伝え方や具体的な手順は下記にて詳しく解説いたします。
1.電話で退去連絡
アパートの退去が決まったら、大家さんもしくは不動産会社に連絡しましょう。
「引っ越しを考えているので退去したい」と退去する旨を伝えれば、今後の流れを教えてくれますよ。
あなたの名前や部屋番号、希望の退去日なども伝えるとスムーズに対応してもらえます。
基本的には電話で退去連絡をしますが、なかにはインターネット上で手続きをする物件も。
上記のように連絡が特殊な場合は契約書に記載されているため、必ず事前に確認しておきましょう。
また、退去連絡をするときに確認しておきたいのが、期限を過ぎていないかどうかです。
退去連絡の期限を過ぎていた場合、翌月分の家賃が発生してしまうためご注意ください。
2.退去届(解約通知書)を郵送
退去連絡をしたあとは、退去届(解約通知書)を郵送します。
大家さんもしくは不動産会社から退去届が送られてくるため、必要事項を記入しましょう。
記入した退去届は、期限までに郵送してください。
電話だけで退去の受付が完了することはないため、必ず退去届の郵送を忘れないようにしましょう。
3.公共料金および保険の解約手続き
続いて、公共料金や保険の解約手続きを行います。
使用していた各会社に電話し、手続きを済ませておきましょう。
電話する際は、料金明細書や検針票を用意しておくといいですよ。
お客様番号などが記載されているため、スムーズに手続きができます。
また、手続きはインターネット上で可能な場合もあるため、忙しくて電話する時間が作れない方はぜひご活用ください。
4.アパートの掃除
各種手続きが終わったら、アパートの掃除です。
退去日に行われる立ち合いの際は、部屋に荷物がない状態にしておく必要があります。
当日スムーズに立ち合い作業を終えられるよう、室内をキレイに片づけておきましょう。
また、荷物を片付けるだけでなく、お部屋を掃除しておくのも大切。
退去する際に「汚れがひどい」と思われてしまうと、クリーニング代や修繕費用がかかってしまう可能性があるからです。
普段通りの掃除でOKなので、ホコリやカビ、水垢などは取り除いておくといいですよ。
5.退去立会い
部屋の掃除を済ませたら、いよいよ退去立ち合いです。
立ち合いでは、入居者と不動産会社の担当者が一緒に、室内のキズや汚れのチェックをします。
もしも修繕が必要なキズなどがあった場合は、退去時に原状回復費用が請求されるためご注意ください。
特に問題がなければ、退去立ち合いは30分ほどで終わります。
6.鍵の返却および書面へのサイン
最後に、鍵の返却と書面へのサインを行います。
防犯上のトラブルを防ぐためにも、鍵は持っているものをすべて返却しましょう。
もしも合鍵などを作っていた場合も、返却するのが好ましいです。
また、書面は内容をしっかりと確認したうえでサインしましょう。
鍵の返却及び書面へのサインが終われば、退去手続きは完了です。
7.退去費用の支払い
退去が終わったら、退去費用の支払いです。
契約時に支払った敷金から修繕費用が差し引かれ、残りが返金されます。
修繕費用とは、退去後の部屋に残ったキズや汚れをキレイにする際にかかる費用のことですね。
修繕費用に関する内容は、退去後に書類にて郵送されますよ。
入居者の故意・過失によるキズや汚れがあまりにもひどかった場合、敷金では足りないケースも。
部屋の状態によっては、追加で修繕費用を請求される可能性もあります。
退去費用を支払う際は内容をしっかりと確認し、もしも書類の内容に不明な点がある場合は電話などで問い合わせるといいですよ。
返金の時期は、退去後1~2ヶ月以内の場合が多いです。
いつ返金されるかなども届いた書類に記載されているため、チェックしておきましょう。
アパート退去時に必須!忘れがちな手続き一覧
アパートを引っ越す際は、やらなければいけないタスクがたくさんあります。
なかでも、ついつい忘れてしまいがちなのが各種手続き。
引っ越しを円滑に進めるためにも、計画的にスケジュールを組んでおく必要があります。
退去時は、下記の手続きを忘れずにやっておきましょう。
- 1.ガス・水道・電気の解約および切り替え手続き
- 2.火災保険の解約手続き
- 3.免許証や車の住所・登録変更手続き
- 4.役所での転出・転入手続き
- 5.郵便物の転送手続き
それぞれの詳細は下記のとおりです。
1.ガス・水道・電気の解約および切り替え手続き
アパートを退去する際は、ガス・水道・電気などのライフラインを切り替える必要があります。
各会社に解約の電話をして、停止手続きを行いましょう。
公共料金の解約手続きは1ヶ月くらい前からできる場合が多いため、退去が決まり次第、早めに手続きを行うといいですよ。
連絡がギリギリになってしまうと退去日に間に合わない可能性もあるため、日数に余裕をもって手続きしておきましょう。
忘れてほしくないのは、解約手続きをした後、新居でも新たに契約手続きを行う必要があるということ。
ただ、旧居と新居で契約している会社(ガス会社・電力会社・水道局)が変わらない場合は、解約&契約手続きを同時に行える場合もあります。
詳しくは、お使いの会社のホームページなどをご確認ください。
2.火災保険の解約手続き
アパート退去時に忘れがちなのが、火災保険の解約手続き。
賃貸アパートに入居する際は通常、2年契約などで火災保険に加入します。
しかし、契約期間中に解約することで、保険料の一部が戻ってくる可能性があるのです。
ただ、残りの期間が短かった場合、返金されないケースもあるためご注意ください。
解約手続きおよび返金の確認などは保険会社の窓口でできるため、一度確認してみるといいですよ。
3.免許証や車の住所・登録変更手続き
車やバイクを所有している場合、免許証や車の住所・登録変更手続きをする必要があります。
引っ越しでやることが増えてしまうのですね。
具体的には、下記のような手続きが必要です。
- 免許証の住所変更手続き
- 駐車場を借りている場合は、解約手続き
- 車の登録変更手続き
たとえば免許証の住所変更手続きは、期限内に行わないと2万円以下の罰金が科せられてしまう可能性があります。
また、上記の手続きをきちんと行わないと、自動車税の納税通知書が届かないなどのトラブルが起こる可能性も。
自動車関連の手続きは非常に重要なため、忘れずに行いましょう。
4.役所での転出・転入手続き
アパートを引っ越す場合、役所での転出・転入手続きが必要です。
引っ越し前後14日以内に役所へ行き、転出届を出します。
転出届を出した際に発行される「転出証明書」は引っ越し先の自治体で必要なため、なくさないようにしましょう。
転入届も同じく、引っ越し後14日以内に新たな市区町村で手続きを行います。
また、同じ市区町村内で引っ越しをする場合は、「転居届」を出す必要があります。
期限は転出届や転入届と同じく、引っ越しから14日以内です。
手続きには本人確認書類や印鑑が必要なため、忘れずに持っていきましょう。
5.郵便物の転送手続き
郵便物の転送手続きも、忘れずにやっておきたい手続きです。
転送手続きを忘れてしまうと、新しいアパートに重要な郵便物が届きません。
転送手続きは郵便局の窓口やインターネット上からできるため、退去する際は必ず済ませておきましょう。
まとめ
退去連絡の方法や期限、退去するまでの流れなどをご紹介してきました。
アパートの引っ越しが決まったら、早めに退去連絡しておくことが重要です。
退去連絡の期限などを契約書で確認し、大家さんもしくは不動産会社に電話で伝えましょう。
初期費用ゼロのお部屋探しなら、ゼロすむにご相談を
引っ越し時の支払いをできるだけ安くしたい…とお考えの方はゼロすむにご相談ください。
ゼロすむを利用してお部屋を借りると、敷金・礼金・前家賃などの高すぎる初期費用を0円にすることができます。
ご希望の方は、下記バナーよりLINE友だち追加をお願いします。