【アパート】原状回復とは?費用相場やどこまですればいいのかご紹介!

「アパートの原状回復とは、どのような義務なんだろう?」

「原状回復費用の相場は、いくらくらいなんだろう?」

このような疑問をお持ちの方に当記事では、アパートの原状回復の詳細や費用の相場などをご紹介していきます。

原状回復のことを知りたい方はぜひ、参考にしてください。

当記事の内容は一般的な賃貸借契約をもとに作成しています。
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アパートの原状回復とは?どこまで回復させるの?

原状回復とは、故意・過失によって劣化もしくは破損させてしてまったものを、回復することを指します。

アパートを借りると入居者は退去時に、原状回復義務が発生します。

とはいえアパートの原状回復と聞くと、入居時と同じキレイな状態に戻さなければいけない、と思ってしまいませんか?

実際どうなのかというと、完璧に同じに戻す必要はありません。

例えば、普通に生活していて自然に出来た汚れや劣化については、原状回復義務が生じません。

  • テレビの裏側の壁に出来た黒ずみ
  • 冷蔵庫を置いていた箇所の床のへこみ
  • 小さな画鋲穴

上記のようなケースは原状回復義務が生じないため、元通りにする必要がありません。

しかし汚れや損傷が過度の場合は、原状回復費用(修繕費用)が生じる可能性があります。

ここの線引きは非常に難しいところ。

原状回復について疑問点がある場合は遠慮せず、大家さんや不動産会社に問い合わせましょう。

 

アパートの原状回復には費用がかかる?

原状回復の費用は原則、入居時に支払っている敷金から差し引かれます。

敷金とは保証金のようなもの。

大家さんや不動産会社に支払っておく費用のことです。

敷金の使い道は原状回復費用のほか、家賃滞納時の支払いなどがあります。

しかし原状回復するにあたり、追加費用が生じることもあります
(部屋や設備の損傷が激しく、敷金の範囲でまかなえなかった場合など)

追加費用が生じた場合、アパート退去から1ヶ月前後で連絡が届くので、準備をしておきましょう。

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原状回復費用の負担範囲について

原状回復費用は入居者が負担するケースと、大家さん・不動産会社が負担するケースに分かれます。

先ほどの項目にも記載したように、負担の範囲は線引きが非常に難しく、トラブルが生じることもあります。

そのため1998年に原状回復のガイドラインが制定されました。

以下でガイドラインを詳しく見ていきます。

 

原状回復ガイドラインとは?

アパート退去時の敷金返還をめぐるトラブルは、1990年代に多発しました。

そこで国土交通省が1998年に「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を公表しました。

ガイドラインには下記のような原状回復の定義が明記されています。

原状回復とは、賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること。

引用元>>原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

平たく言えば「普通に住んで自然にできる汚れや損傷は、入居者の責任にはならない」ということ。

またガイドラインには、入居者が負担するケース・大家さんや不動産会社が負担するケースの事例が、具体的に紹介されています。

例えば壁に空いた穴については、

  • 画鋲やピン留めで壁に穴を開ける→通常使用と判断され、原状回復が不要
  • 大きなネジを壁に打ち込み穴が開いた→通常使用ではないと判断され、原状回復が必要

このように紹介されています。

 

入居者(借主)が原状回復費用を負担する主なケース

上記にあるガイドラインにありましたように、通常使用の範囲内なら、原状回復費用は大家さんや不動産会社が負担してくれます。

しかし、痛みや汚れが目立つ場合は入居者負担になる可能性があります。

  • 故意による床のへこみ
  • タバコの喫煙による壁の変色
  • ペットによる汚れ、取れない匂い

そして原状回復費用が入居者負担になると、費用は敷金から差し引かれます。

敷金の範囲内でまかなえなかった場合や敷金なしで入居した場合などは別途、修繕費用が発生する可能性があります。

詳細が気になる時は、不動産会社や大家さんに直接問い合わせてみましょう。

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アパートの原状回復費用の相場はいくら?

続いてアパートの原状回復費用の相場を見ていきます。

アパートの原状回復の費用の相場は、入居時に払ってある敷金前後が相場とされています。

そして敷金の相場は家賃1〜2ヶ月分が相場。

つまり原状回復費用の相場=家賃1〜2ヶ月分が目安となります。

先ほども記載したように、故意や過失による損傷がなければ、原状回復費用は敷金の範囲内でまかなえることが多いです

しかし、気をつけなければならないのがクリーニング費用の特約。

特約には、退去時のクリーニング費用を入居者が負担する、という旨が記載されているケースがあります。

そしてクリーニング費用が生じると、敷金の範囲でまかなえない可能性があります。

敷金の範囲を超えてしまうと追加で支払いが必要になるので大家、不動産会社によく確認しておきましょう。

ちなみに、クリーニング費用の相場が下記の通り。

間取り クリーニング費用
1R 1.5〜3万円
1K 1.5〜3万円
1DK 3〜5万円
1LDK 5〜8万円

アパートの原状回復についてまとめ

アパートの原状回復についてガイドラインやポイントについてご説明してきました。

原状回復とは入居時と同じようにしなくてもいいとはいえ、退去時はキレイにしておいた方が無難です。

契約内容にもよりけりですが、キレイに掃除することでで退去費用を抑えられる可能性があります。

アパート退去時の掃除について、下記記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

▶▶【アパート退去】掃除はどこまでする?しないとどうなる?