「キレイなアパートに住みたいけど、新築や築浅は家賃が高い…」
「築古は家賃が安いけど、設備が古そうで不安…」
このようなお悩みを解決するために当記事では、アパートを探す時の築年数の目安などをご紹介いたします。
アパートの築年数で悩んでいる方はぜひ、参考にしてください。
この記事の目次
快適に暮らすなら築年数の目安は何年くらい?
築浅や築古に明確な年数の定義はありません。
ただ、築3〜5年以内を築浅、築20年〜30年以上を築古とイメージされる方が多いです。
築浅は外観や設備などが整っており、キレイなアパートが多くあります。
しかし家賃が高い、駅までのアクセスがイマイチといったデメリットも。
一方、築古は設備や内装が古めかしいため、ある程度の妥協が必要になるでしょう。
とはいえ築古は家賃が安めですし、リフォームされてキレイなアパートもあるので、築古だからといってすぐに選択肢から外すのはもったいないです。
このことから、築年数だけでアパートを判断するのは避けた方がいいと言えます。
少しでも気になるアパートがあれば一度、内見してみるといいですね。
築浅のメリットとデメリット
ここでは築浅のメリット・デメリットをご紹介いたします。
築浅のメリット3つ
築浅のメリットは次の3つ。
- 設備が整っている
- 防音性が高い
- 収納スペースが充実
それぞれの詳細を解説していきます。
設備が整っている
忙しくて宅配を受け取る時間がない場合や、一人暮らしの女性にとっては、セキュリティーの充実度が気になるところですよね。
築浅はオートロックやモニターホン、宅配ボックスなど、一人暮らしに役立つ設備が整っている傾向があります。
防音性が高い
生活音は想像以上に影響を与えます。
内見の時は気にならなかったのに、いざ引っ越してみたら車の騒音が気になって眠れないなど。
しかし築浅は窓が二重構造になっていたり、壁の造りがしっかりしていたり、防音性が高くなっています。
収納スペースが充実
築浅は築古に比べて収納スペースが充実しています。
クローゼットが広い、もしくはウォークインクローゼットが完備されているなど。
またアパートによってはサンルームがあり、そこに洗濯物を干すことが可能です。
築浅のデメリット3つ
続いて、築浅のデメリットをご紹介いたします。
築浅のデメリットは次の3つ。
- 人気が高く探すのが難しい
- 家賃が高め
- 駅からのアクセスがイマイチ
それぞれの詳細を解説していきます。
人気が高く探すのが難しい
日本人は築浅を好むと言われているだけあり、築浅のアパートは非常に人気。
物件情報が出るとすぐ内見申込があり、そのまま契約に至るケースも。
アパートは仮押さえができないため、気になるからといって何日も迷っているヒマがありません。
家賃が高め
築浅は最新の設備が整っており、なおかつ人気なこともあり、家賃が高めに設定されています。
さらにアパートの初期費用は家賃の6ヶ月分が相場。
なので家賃が高いアパートを選ぶと、それだけ初期費用が高額になります。
それでも築浅のアパートに住みたい場合は、入居時の初期費用を無料にするサービスを使うといいでしょう。
駅からのアクセスがイマイチ
駅周辺はオフィスや商業施設などが立地しているため、新しいアパートが建築されることが少ないです。
そのため、築浅のアパートでも最寄り駅まで徒歩15分以上かかることも。
大雨や大雪でも毎日駅まで歩くと考えると、面倒臭く感じるかもしれませんね。
築浅のメリットとデメリットをおさらい
メリット | デメリット |
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築浅は快適な一人暮らしを過ごせる反面、家賃が高めで、駅からのアクセスがイマイチなどのデメリットがあります。
アクセスや節約などを優先するのであれば、築古も選択肢に入れるといいでしょう。
築古のメリットとデメリット
続いて、築古のメリット・デメリットをご紹介いたします。
築古のメリット3つ
まずは築古のメリットをご紹介。
メリットが次の3つです。
- アパートを探しやすい
- 家賃が安め
- リフォーム済みのアパートもある
それぞれの詳細を解説していきます。
アパートを探しやすい
築古は築浅に比べ競争率が低め。
そのため比較的に探しやすい傾向です。
避けられがちな築古ですがその分、複数のアパートを比較・検討することができます。
家賃が安め
築古は家賃が安めなのもメリットの一つ。
とにかく安い家賃のアパートに住みたいと考えてる方は、築浅よりも築古がオススメ。
家賃が安ければ初期費用も抑えられるので、入居時の負担も少なくなります。
リフォーム済みのアパートもある
築年数が古くても、リフォームされており、内装や設備が新しいアパートもあります。
そのため築年数だけでアパートを選ぶと、このようなアパートを見落としがち。
築古だからといって選択肢から外すのではなく、リフォーム済みかどうかもチェックするといいですね。
築古のデメリット3つ
次に、築古のデメリットを紹介します。
築古の主なデメリットが以下の3つ。
- 設備が古い
- 旧耐震基準のアパートもある
- 害虫や害獣被害のリスク
それぞれの詳細を解説していきます。
設備が古い
リフォームされていない築古アパートは、どうしても設備が古め。
設備が古いとそれだけ電力消費の効率が悪く、電気代やガス代が高くなってしまうことも。
せっかく家賃が安い物件を探していたのに光熱費が高くなってしまったら、非常にもったいないですよね。
旧耐震基準のアパートもある
建築物の耐震基準は1981年に「新耐震基準」へと見直されました。
1981年以降に建てられた建築物は、震度6~7の地震でも倒壊しないことを目安に設計されています。
決してそれ以前の建物が危ないというわけではなく、より安全に住める目安となります。
害虫や害獣被害のリスク
築古の場合、害虫や害獣の被害のリスクもあります。
というのは築古は建物が劣化しており、玄関の扉や窓のわずかな隙間から虫が侵入することも。
防虫剤などで対処することもできますが、すべての虫を防ぐことは難しいでしょう。
築古のメリット・デメリットをおさらい
メリット | デメリット |
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築古は設備が古く建物の劣化による害虫・害獣被害などのリスクが考えられます。
しかし築20〜30年以内のアパートであれば新耐震基準を満たしていますし、リフォームされキレイになっているアパートもあります。
築古だからといってすぐ除外するのではなく、気になるアパートがあれば一度、内見してみるといいでしょう。
築古でも優良アパートを見つけるポイント3つ
築古の中にも優良アパートはあります。
では、どうすれば優良の築古が見つかるのかというと、ポイントは3つ。
- 1.築年数にこだわりすぎない
- 2.気になったら内見してみる
- 3.信頼できる不動産屋に相談する
それぞれの詳細を解説していきます。
1.築年数にこだわり過ぎない
築年数だけで判断すると、優良物件を見逃しやすいです。
「お風呂・トイレ別」や「フローリング」など、条件をある程度決め、築年数に関しては幅広く探すといいですね。
2.気になったら内見してみる
リフォーム済みで内装や設備がキレイになっている築古も多くあります。
しかし、写真で見ただけでは実際の様子がわかりません。
そこで、少しでも気になるアパートがあったら内見してみましょう。
築古だから期待せず内見に行ったけど、想像以上に住みやすそうと思うかもしれません。
3.信頼のできる不動産屋に相談する
不動産屋によって対応の程度や紹介可能な物件が異なります。
なので余裕があれば複数の不動産屋に足を運び、スタッフさんの対応も比較してみましょう。
不動産屋への相談は何度でも無料でできますので、お気軽にご利用ください。
アパートの築年数に関するQ&A
アパートの築年数に関してよくある質問をまとめました。
限界の築年数はありますか?
一般的に築30年以上が建て替えの目安となります。
しかし築30年以上でも耐震補強などが施されており、安心して住めるアパートもあります。
築年数や耐震性については、内見時に管理会社のスタッフさんに確認してみましょう。
築年数の調べ方にはどんな方法がありますか?
アパートの築年数は賃貸情報サービスやアプリなどに掲載されています。
より確かな情報が知りたい時は、物件を所有している管理会社に問い合わせましょう。
築古のアパートは防音対策が必要ですか?
アパートによって防音性は様々ですが、防音対策をする方が他の住人への気遣いになります。
効果的な防音対策は下記記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
▶▶【アパート】音漏れに効果的な防音対策7選!床や壁に使える便利グッズもご紹介
アパートの築年数についてまとめ
アパートを探す時の築年数の目安や、築浅と築古のメリット・デメリットをご紹介してきました。
当記事の内容をまとめると下記のようになります。
- 築浅は設備が整っており住みやすい
- ただし人気で家賃も高め
- 築古は家賃が安めで比較検討しやすい
- ただし築浅に比べると設備は劣る
- 気になる物件は一度、内見してみる
築年数はアパートを探す時の目安になりますが、それだけで判断するのはNG。
周辺環境や駅へのアクセスなども、一人暮らしに大きく影響するからです。
なので築年数はある程度幅広く設定し、環境やアクセスなども考慮して判断するといいですよ。
そして、気になる物件があったら内見してみましょう。
不動産屋への相談や内見は何度でも無料でできるので、納得いくまで相談してくださいね。
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