一人暮らしで必要な契約アンペアの目安は30?変更方法もご紹介

「これから一人暮らしを始めるんだけど、契約アンペア数はどれくらいにすればいいんだろう?」

「30Aが目安らしいけど、本当に足りるのかな?」

このようなお悩みを解決するため本記事では、一人暮らしにおすすめの契約アンペアや、変更したい時の方法についてご紹介いたします。

アパートの契約アンペアでお悩みの方はぜひ、参考にしてください。

一人暮らしで必要な契約アンペアはどれくらい?

アパートでの一人暮らしなら、30Aがおすすめ。

なぜなら、一人暮らしだと30A以上の電力を使う可能性が少ないからです。

たとえばテレビとエアコンをつけながら電子レンジで調理した場合。

合計アンペア数は下記のようになります。

テレビ(2A)+電子レンジ(15A)+エアコン(6A)=23A

合計23Aなので、30Aの契約ならば問題なく使用できます。

し、上記に冷蔵庫(2.5A)やスマホの充電(2A)を加えても、23A+2.5A+2A =27.5A。

一人暮らしで使用する電力量は少ないため、30Aで安心して生活できます。

 

契約アンペアと基本料金

契約アンペアによって、基本料金が変わります。

アンペア数ごとの基本料金は、下記の通り。

アンペア(A) 基本料金
10A 286円
20A 572円
30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円

※東京電力の契約で最も多い料金プラン「従量電力B」の場合

参照▶▶ご契約アンペアの選び方│東京電力エナジーパートナー

ただし、契約している電力会社によって基本料金は違います。

実際の基本料金が知りたい場合、契約している電力会社のホームページなどでチェックするといいですよ。

 

契約アンペアと電気代の関係や計算方法

電気代は、「基本料金+電力量料金」で計算できます。

たとえば、契約アンペアが30Aだった場合、計算式は次のようになります。

858円(基本料金)+使った分の電力料金=電気代

契約アンペアを変えない限り、基本料金はずっと変わりません。

そのため、毎月の電気代は電力量料金によって変動するのを理解しておきましょう。

主な家電と必要アンペア、消費電力

一人暮らしの契約アンペアは30Aがおすすめとお伝えしました。

では、実際に日常生活で使っている家電の必要アンペアは、どれくらいなのでしょうか?

主な家電の必要アンペアや消費電力をまとめたのが、下記の表です。

家電 アンペア(A) 消費電力(W)
電子レンジ 15A 1,500W
IHクッキングヒーター 14A 1,400W
ドライヤー 12A 1,200W
電気ケトル 11A 1,100W
炊飯器 11A 1,100W
掃除機 10A 1,000W
エアコン 6A 600W
こたつ 5A 500W
洗濯機 4A 400W
冷蔵庫 2.5A 250W
テレビ 2A 200W
スマホの充電器 2A 200W
パソコン 1A 100W
電気 1A 100W

表を見ると、電子レンジやIHクッキングヒーターは必要アンペアが多いことがわかります。

うっかり同時使用すると、かなりのアンペアを消費してしまいます。

反対にパソコンやテレビ、スマホの充電などは必要アンペアが少ないため、同時に使用しても問題ありません。

 

アンペアとワット(消費電力)の関係や違いについて

家電の消費電力は、アンペア数(A)ではなくワット数(W)で記載されています。

ワット数からアンペア数を計算する場合、「100W=1A」が目安。

たとえば、消費電力が1,500Wの電子レンジだった場合、アンペア数は15A。

同じように600Wなら6A、700Wなら7Aと計算できます。

家電の必要アンペアが知りたいときは、消費電力を目安にして計算するといいですよ。

 

契約アンペアを超えるとブレーカーが落ちる

契約アンペアを超えて家電を使用すると、ブレーカーが落ちてしまいます。

たとえば、30Aの契約で下記の家電を同時に使った場合。

IHクッキングヒーター(14A)+電子レンジ(15A)+電気ケトル(11A)=40A

 

契約アンペアの30Aに対して、使用した合計アンペアが40Aなので使用可能な電力をオーバーします。

上記の例でブレーカーを落とさないためには、IHクッキングヒーター、電子レンジ、電気ケトルのどれかを使わないよう工夫すればOK。

ブレーカーが落ちてしまうと、家電に不具合が生じるケースもあるため、できるだけ契約アンペアの範囲内で使用したいところ。

家電を使う際は、合計アンペア数が契約アンペアを超えないよう工夫しましょう。

 

使いたい家電を我慢しなければいけない?

「それだったら、必要アンペアが多い家電は使えないの?」

と思うかもしれません。

しかし、ご安心ください。

アンペア数を超えてブレーカーが落ちるのは、あくまで同時使用した場合のみ。

つまり、別々のタイミングで家電を使えば、ブレーカーが落ちる心配はありません。

たとえばIHクッキングヒーター、電子レンジ、電気ケトルを使いたい場合は、下記のような使い方をすればOK。

「IHクッキングヒーターと電子レンジを同時に使いたいから、先に電気ケトルでお湯を沸かしておこう」

「電子レンジはあとで使えばいいから、今はIHクッキングヒーターと電気ケトルだけの使用にしておこう」

家電の使用タイミングをずらせば、ブレーカーが落ちるのを防げますよ。

どうしても家電を同時に使いたいとき以外は、別々に電源を入れるのをおすすめします。

必要アンペア数を計算する方法

家電を使用する際は、契約アンペア数を超えないことが大切とお伝えしました。

では、実際に必要なアンペア数はどうやって計算すればいいのでしょうか?

方法はカンタン。

「日常生活であなたがどれくらいの家電を同時に使用するか」を考えるだけです。

普段、どのようなタイミングでどの家電を使っているのか、一度思い返してみましょう。

たとえば、IHクッキングヒーター・電子レンジ・エアコン・を同時に使おうとしている場合。

必要なアンペア数は14A+15A+6A=35A。

これだと、30Aの契約では足りません。

どうしても同時に使いたい場合、契約アンペアを40Aにすることも検討しましょう。

 

必要アンペア数を計算する際はオール電化かどうかも考慮する

しかし、上記はオール電化だった場合です。

もし、あなたのアパートに備え付けらえているのが、IHクッキングヒーターではなくガスコンロならば、契約アンペアは30AでOK。

なぜなら、ガスコンロは電力を使用しないからです。

実際に、オール電化とそうではない場合の違いを見てみましょう。

ガスコンロを使用する場合、IHクッキングヒータ(14A)の消費アンペアがなくなるため、必要アンペアは21A。

そのため、30Aの契約でも問題ありません。

このように、必要アンペア数を計算する際は、アパートがオール電化なのかどうかも重要。

上記のポイントも踏まえたうえで、同時に使うであろう家電を想像し、ご自身のライフスタイルに必要なアンペア数を見つけましょう。

一人暮らしのアンペアは20Aでも大丈夫?

一人暮らしの場合、契約アンペアが20Aだと足りないケースが多いです。

普通に生活していると、20Aはすぐ超えてしまいがち。

特に必要アンペア数が多い家電を使うと、すぐにブレーカーが落ちてしまうことも。

ただし、次のような方は20AでもOKです。

  • 家電を同時使用しない工夫ができる
  • オール電化ではないので、使う電力が少ない
  • そもそも家電を使用する機会が少ない

極端に言ってしまうと、家電を使用しなければ電力も使わないため、最低限の契約アンペアでも生活が可能。

とはいえ、契約アンペアを超える=ブレーカーが落ちる確率が上がることを把握したうえで、契約アンペアを検討するといいですよ。

一人暮らしのアンペアは40A・50Aもいらない?

結論からお伝えすると、一人暮らしの場合40A・50Aも必要ありません。

というのも、たくさんの家電を同時に使用する場面が少ないから。

よほどのことがない限り、一人暮らしで40Aを超えるケースはありません。

たとえば、「ドライヤーで髪を乾かしながら料理をして、掃除機もかけて……」といった使い方は、一人暮らしならば想定できませんよね。

同時に使う合計アンペア数が低いため、一人暮らしで40A以上の契約をするメリットは少ないです。

 

契約アンペアが高い方が安心?

「でも、契約アンペアが高ければ、ブレーカーが落ちる心配もなくていいんじゃない?」

「使うか使わないかはわからないけど、念のため契約アンペアを高くしておきたい」

と思うかもしれません。

しかし、なんとなくで契約アンペアを40A以上にするのは注意が必要。

アンペアが上がる=基本料金も上がるので、必要以上の契約アンペアにするメリットはありません。

料金が高くなってもいいという方以外は、40Aや50Aで契約する必要はありません。

契約アンペアは途中で変更できる?方法は?

契約アンペアは、途中でも変更可能です。

電力会社に直接電話するか、公式のWEBサイト上から変更手続きをするだけです。

ただし、契約アンペアを変更する際は注意点があります。

 

契約アンペアを変更する時の注意点

契約アンペアを変更するときの注意点は、次の3つ。

  • 1.契約アンペアの変更は工事が必要
  • 2.契約アンペアは年単位でしか変更できない
  • 3.契約アンペアを変更できないアパートもある

それぞれの詳細を見ていきましょう。

 

1.契約アンペアの変更は工事が必要

契約アンペアの変更を申し込んだ場合、工事をしてもらうことになります。

アンペア数を変更するには、ブレーカーの付け替え工事が必要なのです。

契約アンペアの変更を申し込んだら、希望する工事の日程を選びましょう。

当日は、必ず立ち会う必要があるため、予定を開けておいてください。

また、契約アンペアの変更を申し込んでも、その場ですぐに切り替わるわけではないので、ご注意ください。

 

2.契約アンペアは年単位でしか変更できない

契約アンペアは一度変更するとその後、1年間はキャンセルできません。

月によって使う電力が違うからといって、ワンシーズンごとに変更するという使い方ができないのです。

一度決めたら1年間は同じ契約アンペアなので、節約のために10Aや20Aにしておこうと思っている場合、ご注意ください。

ただし、アンペア数を上げる場合のみ対応してくれるケースも。

というのも、電力会社からしたら、契約アンペアが上がる=基本料金が上がるから。

電力会社にとってメリットがあるので、承諾してくれやすいのです。

とはいえ、契約アンペアの変更はどのプランがいいのか、しっかりと考えてから行いましょう。

 

3.契約アンペアを変更できないアパートもある

アパートによっては、契約アンペアを変更できないケースも。

特に築年数が古いアパートの場合、契約できるアンペア数が指定されていることがあります。

今住んでいるアパートが契約アンペアを変更できるのか心配な場合、大家さんに一度確認してみるといいですよ。

一人暮らしの契約アンペアについてまとめ

一人暮らしにおすすめの契約アンペアや、変更方法などをお伝えしてきました。

本記事の内容をまとめると、下記のようになります。

  • 一人暮らしの契約アンペアは30Aがおすすめ
  • 契約アンペアを超えて家電を使用するとブレーカーが落ちる
  • 契約アンペアは一人暮らしを始めてからでも変更可能

一人暮らしを始める時は、ご自身のライフスタイルに合った契約アンペアを選びましょう。