【一人暮らし】布団とベッドはどちらがおすすめ?メリット・デメリットも紹介

「一人暮らしをするけど布団とベッドどっちがいいのかな」

このようなお悩みを解決するため本記事では、一人暮らしの布団とベッドを使用している人の割合、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

一人暮らしで布団とベッドどちらにするかお悩みの方はぜひ、参考にしてください。

一人暮らしの布団とベッドの割合は?

無印良品のアンケート結果によると、一人暮らしで布団とベッドを使用している人の割合は3:7です。ベッドを使用している人が多いという結果が出ています。

年齢別の調査でも、一人暮らしを始める若い世代はベッドを使用している人が特に多いという結果になっています。

布団とベッドにはそれぞれメリットとデメリットがあります。自分にあった方を選びましょう。このあと詳しく紹介していきますので、参考にしてください。

一人暮らしでは布団とベッドどっちがおすすめ?

自分は布団とベッドどっちがいいのか気になりますよね。ここでは布団とベッド、それぞれどういった人におすすめか見ていきましょう。

布団がおすすめの人

  • 部屋を広く使いたい人
  • ベッドからの落下が心配な人
  • 引っ越しを身軽にしたい人

一人暮らしの場合、部屋のスペースに余裕がない人も多いのではないでしょうか。布団は折り畳めて、簡単に移動ができるので、収納することでスペースを広く使うことができます。

また、寝相が悪くベッドからの落下が心配な人もいるでしょう。布団であれば落下の心配がなく、安心して眠れます。

さらに、引っ越しの予定がある人は身軽に移動したいですよね。布団はコンパクトにまとめられます。処分の際も持ち運びが簡単です。

ベッドがおすすめの人

  • 毎朝の手間を省きたい人
  • 腰痛の人
  • ホコリが気になる人

布団は敷いたままにすると湿気が溜まり、カビが生えてしまいます。そのため、毎朝布団を上げる必要があります。朝の時間が貴重な人にとっては手間と感じてしまうでしょう。その点ベッドであれば毎朝上げる必要がなく、手間も時間も節約できます。

腰痛など体の負担を感じている人は、ベッドのマットレスによって体圧が分散されるので楽に寝ることができます。起きたときに足を下ろすだけで立てることもポイントです。

床に近いところでホコリは舞うため、布団で寝るとホコリをたくさん吸ってしまいます。ベッドは高い位置にあるので、ホコリの影響を小さくすることができます。ハウスダストアレルギーの心配がある人にはおすすめです。

布団とベッドのメリット・デメリットを比較

まず、布団とベッドの特徴を表で比較してみましょう。

  布団 ベッド
スペース確保
寝心地
通気性
健康面
安全性
耐久性
持ち運び

布団とベッド、それぞれメリットとデメリットがあることがわかります。以下に簡単にまとめます。

  布団 ベッド
メリット 部屋のスペースを広く確保できる
落下の心配がないため安全
折り畳めるので持ち運びが簡単
マットレスの効果で寝心地がいい
通気性がいい
床付近のホコリの影響を受けにくい
マットレスの寿命が長い
デメリット 床の硬さで体が痛くなる
通気性が悪く、カビが発生しやすい
寝ている間にホコリを吸い込みやすい
へたりやすい
部屋のスペースを取る
落下の危険がある
ひとりで持ち運べない

以下で詳しく見ていきましょう。

1. スペースの確保ができるのは布団

一人暮らしの部屋が狭く、できる限り広いスペースを確保したいと考える人も多いでしょう。

布団は、畳んで収納すると部屋のスペースを取りません。部屋を広く使うことができるので、友人を招いてもゆったりと使うことができます。

一方、ベッドはスペースを大きく使います。置いたままになるので、狭い部屋の場合は、圧迫感を感じてしまうかもしれません。移動も簡単にできないので、一度置いてしまうとレイアウトが変えづらくなることも難点です。

2. 寝心地がいいのはベッド

1日の1/4~1/3は寝て過ごすので、寝心地は重要です。好みによりますが、一般的にベッドのほうが寝心地がいいと言われています。

ベッドのマットレスは体圧を分散できるので、体への負担が軽くなるためです。また、マットレスは種類が豊富にあるので、自分にあったものを選べることも理由でしょう。

一方、布団は床に近い分硬さを感じ、起きたときに体に痛みを感じる人も多いです。

3. 通気性がいいのはベッド

通気性が悪いと寝具に湿気が溜まり、カビが生えてしまいます。ベッドは高さがある分、通気性がいいです。

布団は床に置くため通気性が悪いです。カビを防止するためには、毎日上げ下ろしをしなければなりません。時間的にも体力的にも負担に感じる人もいるでしょう。

その点、ベッドは毎日マットレスを上げる必要はないので、毎日の負担から解放されます。ただし、月に1回はマットレスを立てて乾燥してください。マットレスは重くて動かすのが大変なので、簡単に干すことができる点は布団のメリットとも言えるでしょう。

4. 健康面で安心できるのはベッド

健康面で気になるのは、ホコリなどのハウスダストです。ホコリは床からの高さ30cmまで舞っていると言われています。ベッドを使うと30cm以上の高さになることが多いため、影響が小さくなります。

一方の布団は床に近くなるので、寝ている間に吸い込むホコリの量が多くなってしまい、ハウスダウトアレルギーになる心配があります。

すでにハウスダストアレルギーの人は注意が必要です。アレルギーが気になる人はベッドを選ぶと安心です。

5. 安全性が高いのは布団

布団には高さがないので落ちる心配がありません。一方、ベッドは高さがあるので、寝相が悪い場合は落ちてしまうことがあります。

落ちることで怪我をしたり、怪我をしなくても起きてしまったりするので、質の高い睡眠を取ることができません。

転落が心配な場合は、布団で寝るのが安心でしょう。

6. 耐久性が高いのはベッド

布団もベッドも消耗していきます。素材や使用状況にもよりますが、耐用年数は次のように言われています。

  • 布団(敷布団):3〜5年
  • ベッド(マットレス):5〜10年

安価に購入できるという理由で布団を検討している人は、ベッドの方が耐久性が高く、おおよそ2倍長く使えることも考慮してみましょう。

7. 持ち運びが簡単にできるのは布団

一人暮らしであれば、いずれ引っ越しを考えている人も多いでしょう。布団はコンパクトにまとめられるので、搬送する、処分するどちらの場合でも簡単に持ち運ぶことができます。

一方、ベッドは大きいので一人で持ち運ぶことは難しいでしょう。引っ越し業者に頼んで搬送する場合は、ベッドフレームやマットレスの大きさがあることで料金が高くなることがあります。また、処分の際は外に出す必要があるので人手が必要です。

一人で身軽に引っ越しをしたい人は布団を選ぶといいでしょう。

一人暮らしで布団のデメリットを解消する4つのコツ

布団を使いたい場合、下記の方法でデメリットを解消できます。

  1. アンダーマットレスを使う
  2. すのこや除湿シートを使う
  3. 布団に掃除機をかける
  4. 敷布団の素材を選ぶ

以下で詳しく見ていきましょう。

1. アンダーマットレスを使う

アンダーマットレスとは、布団の下に敷くマットレスのことです。布団は体が痛くなることがデメリットでしたが、アンダーマットレスで寝心地が改善されます。

スペースを広く確保できる布団のメリットを損なわないためには、折りたたみのマットレスがおすすめです。

布団同様、敷きっぱなしは湿気が溜まってカビの原因になるので、毎日立てかける必要があります。布団とマットレスを一緒に包めるシーツを使うと、一度で畳めるのでぜひ使ってみてください。

2. すのこや除湿シートを使う

布団のカビは次の方法で防止できます。

  • すのこを敷いて、通気性をよくする
  • 除湿マット敷いて、湿気を取る

すのこを敷くことで布団の下に空気の通り道ができます。すのこはスペースを取ってしまいますが、折りたたみできるものもあります。折りたたんでそのまま布団をかけられるものが便利です。

除湿マットは通気性を上げることはできませんが、布団の湿気を取り、結露を防ぐことができます。マットの乾燥が必要なので、布団を片付けるときに一緒に干してしまいましょう。

3. 布団に掃除機をかける

布団の使用はホコリを吸いやすいデメリットがあるので、こまめに掃除をしましょう。その際、布団を掃除機で直接吸ってしまうのが効果的です。

ホコリやダニを直接吸い上げることでハウスダストアレルギーの原因になるアレルギー物質を除去することができます。

4. 敷布団の素材を選ぶ

布団は耐久性が低いとされていますが、耐久性の高い布団もあります。敷布団の素材が関係して、種類は様々です。

  • 羊毛
  • ポリエステル綿
  • ウレタン など

高反発ウレタンが最も寿命が長いと言われます。素材に注目して、耐久性の高い布団を選んでみましょう。

一人暮らしでベッドのデメリットを解消する3つのコツ

ベッドを使う場合は次の方法でデメリットを解消できます。

  1. ベッドスペースを生かして収納を増やす
  2. ベッドガードを使う
  3. ベッドフレームを解体できるものにする

以下で詳しく見ていきましょう。

1. ベッドスペースを生かして収納を増やす

部屋のスペースを大きくとってしまうベッドですが、収納を増やせるメリットがあります。次のベッドがおすすめです。

  • 収納付きのベッド
  • 脚の高いベッド

収納付きベッドは、収納を増やしつつ、部屋のインテリアに馴染ませておしゃれに見せることもできます。脚の高いベッドは、ベッド下を自由な収納スペースとして活用できます。

衣類を収納すれば、衣類スペースを他に準備する必要がなくなります。結果、布団を使うよりも省スペースになることもあるでしょう。

布団の方がスペースを広く取れますが、収納とのバランスも考えてみてください。

2. ベッドガードを使う

ベッドガードで転落を防止できます。また、マットレスのずれを抑える効果もあります。

子どもを対象とした、ベッド全体を覆うものもありますが、ベッドへの出入りを考えるとガードは一部分で十分です。

なお、ベッドに差し込むだけで使える簡易的なものを使うといいでしょう。設置が簡単なのでおすすめです。

ベッドを使いたいけど、寝相が悪くて落下が心配な人は検討してみてください。

3. ベッドフレームを解体できるものにする

ベッドフレームとマットレスはどちらも大きいので、引っ越しの際に荷物になってしまいます。マットレスを小さくすることはできませんが、ベッドフレームは解体できるものがあります。

搬送や処分を考えたときに少しでもコンパクトにしたい人は、フレーム選びを意識してみてください。

まとめ

一人暮らしではベッドを使う人のほうが多いです。ベッドは寝心地がよく、毎日の上げ下ろしが必要ないメリットがあります。しかし、スペースを取る、引っ越しのときに荷物になるなどのデメリットもあります。

布団とベッドの特徴を知って、自分にあった寝具を選びましょう。

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