「アパートで苦情を出したい時って、誰に言えばいいの?」
「苦情を伝えたいけど、言い争いに発展するのは嫌だな…」
このようなお悩みを解決するために当記事では、苦情の出し方や注意点、あなた自身に苦情が届いた時の対処法などをご紹介いたします。
アパートの苦情問題でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
アパートの苦情はどこに出すべき?
アパートの苦情で最も多いのは「騒音」に関するもの。
話し声がうるさい、足音がひびく、夜通し騒いでいる…などなど。
直接苦情を伝えに行きたくなるかもしれませんが、それはNG。
アパートの苦情は、大家さんもしくは管理会社に伝えましょう。
連絡する際は、なるべく具体的に伝えるといいです。
伝え方のポイントが次の5つ。
- 1.いつから続く騒音なのか
- 2.騒音の種類
- 3.聞こえてくる時間帯
- 4.騒音の頻度
- 5.騒音の発生源
それぞれの詳細は下記の通りです。
1.いつから続く騒音なのか
騒音がいつから聞こえてくるようになったかを、具体的に伝えましょう。
数日前から聞こえるようになった、数ヶ月前から続いているなど。
大家さんや管理会社に伝える時は、騒音が続いている期間を事前にメモしておくといいですよ。
2.騒音の種類
隣や上の部屋からどんな騒音が聞こえてくるのか、具体的に伝えましょう。
音の種類の例は下記の通り。
- ドアの開閉音
- 足音
- 話し声
- 家電の音
- 楽器の音
例えば漠然と「音がうるさい」と伝えても、大家さんや管理会社も真剣に対応してくれない可能性があります。
また実際に、大家さんや管理会社が住人に注意する時も、相手にうまく伝わりません。
具体的な注意ができず、騒音の改善にもつながらない可能性があります。
管理会社に伝える際は、なるべく詳細に騒音の種類を伝えましょう。
3.聞こえてくる時間帯
騒音が聞こえてくる時間帯を伝えることも大切です。
例えば夜10時以降に聞こえてくる、深夜になると聞こえてくるなど。
騒音の発生時間が明らかに迷惑な時間帯だった場合、大家さんや管理会社も真剣に話を聞いてくれます。
4.騒音の頻度
騒音の頻度を記録しておくことも重要です。
週に1回ほど、毎日聞こえてくるなど。
頻繁に騒音が発生しているようであれば、大家さんや管理会社が対応してくれる可能性が高いです。
管理会社に伝える際は、騒音が発生する頻度も明確に伝えましょう。
5.騒音の発生源
苦情を出す時は、騒音がどこから聞こえてきているかも伝えるといいです。
具体例は下記の通り。
- 上の部屋から聞こえる
- 下の部屋から聞こえる
- 隣の部屋から聞こえる
具体的な場所を伝えることで、大家さんや管理会社が注意する時の参考になります。
苦情を伝える時の注意点
大家さんや管理会社に伝える時、忘れてはいけないことがあります。
それは、「自分が苦情を言っているのは伏せてほしい」と伝えること。
というのも、もし苦情を言っているのがだあなたと知られた場合、相手から仕返しされる危険性がるから。
神経を逆なでしてしまい、さらなる嫌がらせに発展する可能性も。
あくまで苦情は匿名で伝えてもらいましょう。
騒音がヒドいからといって警察を呼ぶのもNG?
いくら苦情を伝えたいからと言って、いきなり警察を呼ぶのはNG。
なぜなら「いきなり警察を呼ばれた! 」と相手が逆上し、より大きなトラブルに発展する可能性があるから。
また近隣住民が集まり、悪い意味で注目を浴びてしまいます。
これらのことを考慮するとあくまで、警察を呼ぶことはは最終手段と言えます。
苦情を伝える時は、警察ではなく大家さんや管理会社に連絡しましょう。
アパートの住人に直接苦情を告げるのは危険?
相手に直接苦情を伝えるのはやめましょう。
なぜなら、部屋の住人がどんな人かわからないからです。
もしも気が短い人物だった場合、あなたに危害が及ぶ可能性も。
また、直接話し合うと、どうしてもお互い感情的になってしまいます。
伝え方によっては相手の神経を逆なでし、より大きな揉め事に発展してしまうことも。
自身の安全のためにも、苦情を直接伝えに行くことはやめた方がいいです。
必ず大家さんや管理会社に連絡してください。
苦情を伝える時は手紙も有効な手段
苦情を伝える時は、大家さんや管理会社に連絡するのが1番。
しかし、手紙を出すことも有効な手段です。
なぜなら、面と向かって話をしないで済むので、感情的になりにくいから。
苦情の手紙を書く時のポイントは、下記の通りです。
- 1.必ず匿名で
- 2.感情的、挑発的に書かない
- 3.具体的な内容を書く
1つずつ解説していきます。
1.必ず匿名で書く
大家さんや管理会社に伝える時と同じく、手紙を書く時は匿名にしましょう。
というのも、あなたが手紙を出したことを相手に特定された場合、さらなるトラブルを招く危険があるからです。
それを防ぐためにも苦情の手紙は必ず、匿名で書いてください。
2.感情的、挑発的にならない
積もりに積もった感情があるかもしれませんが、手紙を書く時は冷静に伝えましょう。
感情的に書いてしまうと、相手もヒートアップしてしまう可能性があります。
丁寧な文面ならば、素直に受け入れてくれるでしょう。
3.具体的な内容を書く
騒音の時間帯や音の種類などを、具体的に書きましょう。
詳細に書くことで、より相手に伝わりやすくなるのです。
手紙の内容が相手に心当たりのあることなら、すぐに改善してくれるケースもあります。
苦情の手紙の出し方
出し方はポストに入れるか、張り紙をする方法があります。
注意点は、あなたが手紙を出したことが相手にわからないようにすること。
例えば、相手が部屋を出入りする時間帯に手紙を出しに行った場合、うっかり鉢合わせてしまう可能性もあります。
相手の住人と顔を合わせずに済む時間帯に、手紙を出しましょう。
あくまで匿名で手紙を送ることが重要です。
自身にアパートの苦情が来た時の対処法
あなた宛てに苦情が届いた場合、まずは内容をしっかりと確認することが大切。
もし理由に心当たりがあるなら、改善すればOK。
たとえ思い当たることがなくても、今後の生活音には気を付けましょう。
新たに防音対策をするのもいいですね。
ただし、何度も苦情がくる、身に覚えがない場合は相手が勘違いしている可能性も。
例えば、真上から騒音がするので上の住人が騒音を出していると思ったら、実は斜め上の部屋が発生源だったなど。
実際に、騒音が出ている部屋を勘違いしてしまうケースは多いです。
音の発生源は、意外とわかりづらいもの。
苦情の内容に身に覚えがない場合、大家さんや管理会社に相談しましょう。
騒音の原因や発生源を、大家さんや管理会社が調べてくれる可能性があります。
アパートの苦情の対処法についてまとめ
苦情を出す場所や、伝える時のポイント、自身に苦情が来た時の対処法などをご紹介してきました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。
- いきなり警察に連絡するのはNG
- 直接、相手に伝えに行くのもNG
- 自身に苦情が届いたら生活音に気を付ける
苦情を出す時はまず、大家さんや管理会社に連絡してください。
その時に意識することが下記の5つ。
- 1.いつから続く騒音なのか
- 2.騒音の種類
- 3.聞こえてくる時間帯
- 4.騒音の頻度
- 5.騒音の発生源
騒音でイライラしているからといって感情的に動かず、なるべく冷静に対処することを意識しましょう。
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