「お風呂やキッチンからお湯が出てこなくなった…」
「蛇口をひねっても水しか出てこない…」
このようなお悩みを解決するため当記事では、アパートのお湯が出ない原因と対策法をご紹介いたします。
お湯が出なくて困っている方はぜひ、参考にしてください。
この記事の目次
アパートのお湯が出ない!主な原因と対処法
アパートの水は出るのにお湯が出ない原因は、5つ考えられます。
- 1.ガスが止まっている
- 2.給湯器の故障
- 3.蛇口の故障
- 4.給湯器の凍結
- 5.タンク内のお湯切れ
それぞれの詳細を解説していきます。
1.ガスが止まっている
お風呂場や洗面所、キッチンなどアパートにある蛇口すべてからお湯が出ない時はまず、ガスコンロを点火してみましょう。
もしガスコンロの火がつかなかった場合、ガスが止まって給湯器が作動していない可能性があります。
「お風呂のお湯を入れていたのに、つい居眠りをしてお湯を溢れさせた」
「うっかりコンロの火をつけっぱなしにしていた」
このようにお湯やガスを長時間使用すると、安全装置が作動します。
その結果、ガスメーターからガスの供給がされなくなり、お湯が出なくなるケースがあります。
対処法→ガスメーターの復旧ボタンを押す
屋外のメーターボックスの中にある、ガスメーターの復旧ボタンを押してみましょう。
ガス漏れなどがなければ、大半はこの復旧ボタンで回復します。
地震や台風などの災害時にも安全装置が作動することは多いので、復旧ボタンの場所は覚えておくといいですね。
2.給湯器の故障
ガスコンロの火がついた場合だと、給湯器の故障が考えられます。
給湯器の耐用年数は10~15年ほど。
築年数の古いアパートの場合、劣化により寿命を迎えた可能性があります。
対処法→給湯器の復旧作業を行う
給湯器にある運転ボタンのON・OFFを数回押してみましょう。
もしくは、給湯器本体のコンセントを抜き差ししてもOK。
こういったリセット操作で復旧する場合もありますので、お試しください。
それでもダメな場合は、大家さんや管理会社へ相談を。
リモコンやパネルにエラーコードが表示されていることもあるので、控えておくと修理依頼のときに役立ちますよ。
3.蛇口の故障
キッチンの蛇口だけ、もしくはお風呂のシャワーだけのように、特定の部分のみお湯が出なくなることもあります。
その場合は、蛇口が故障している可能性が高いでしょう。
混合水栓(お湯と水の両方が出る蛇口)のバブルカートリッジという部分が壊れると、水は出るのにお湯は出ないという症状が発生します。
対処法→大家さんもしくは管理会社に相談を
バブルカートリッジの修理は、部品や道具が手元にあれば自力でも可能です。
しかし、修理に失敗すると被害がより大きくなり、修理費を請求される恐れが。
なので蛇口(バブルカートリッジ)の故障が疑われたら、すぐに大家さんや管理会社に相談しましょう。
4.給湯器の凍結
冬に起こりやすいのが、給湯器の凍結。
給湯器の内部には水を通す管が設置されていて、この管を通ってくる水を温めることでお湯にしています。
ただ、蛇口の水を止めても給湯器の内部や配管には、水が残っています。
そして残った水が、夜間に凍りついてしまうことがあるのです。
対処法→配管が溶けるまで待つ
外気温が下がったことで給湯器の凍結が起きた場合、基本的には自然に溶けるのを待つしかありません。
「熱いお湯をかけて、一気に溶かしてしまおう」
と考えがちですが、無理に溶かそうとすると給水管を破裂させる恐れがあります。
とはいえ、寒い冬にお湯が出ないのは生活にも大きな支障が出てしまいますよね。
そういった時は、人肌くらいのぬるま湯を少しずつ配管にかけていきましょう。
直接配管にかけるよりも、タオルなどを使って少しずつかけていくとより安全です。
5.タンク内のお湯切れ
電気給湯器やエコキュートを使用している場合だと、タンクに貯まっている容量以上のお湯を使ってしまった時に、お湯が出なくなることがあります。
電気給湯器には本体内部に水を貯めるタンクがあり、貯めた水を夜間電力で温めています。
例えば友人が泊まりに来ていつもよりお湯をたくさん使った、お風呂でお湯を出しっぱなしにしていたなど、お湯をたくさん使えばそれだけタンクの容量が減っていきます。
空になればお湯切れとなり、水しか出てきません。
対処法→お湯を再度沸くのを待つ
タンク内のお湯が切れてしまったら、再度お湯が沸くのを待つしかありません。
時間もかかりますし、昼間にお湯が切れてしまえば電気代も割高になってしまいます。
オール電化のアパートに住んでいる方は、普段からお湯の使い過ぎには気を付けましょう。
お湯が出ない時は早急に大家さんや管理会社に電話を
アパートのお湯が出なくなってしまった時はまず、大家さんや管理会社に連絡をしましょう。
特に給湯器の故障や蛇口の故障など、修理や機材の取り換えなどが必要になる場合は早めに連絡をした方がいいです。
賃貸物件に最初から備わっている設備は、基本的に大家さんの所有物。
勝手に修理しようとして余計に悪化させてしまうと、後々トラブルになりかねません。
また、修理業者を勝手に呼んで直してもらうのもNGです。
なので独断で判断せず、早急に大家さんや管理会社に連絡をしましょう。
水もお湯も出ない時に考えられる原因は?
引っ越してきたばかりや、水回りのトラブルで修理をした時に水もお湯も出ないのは、止水栓や元栓が締まっていることが主な原因です。
アパートの蛇口すべてから水が出ないようなら、メーターボックス内にある水道の元栓が閉まっている可能性が。
特定の蛇口から水が出ない場合は、水栓の下部にある止水栓が締まっている可能性が高いです。
対処法→止水栓・元栓をそれぞれ開栓する
バルブを時計回りと逆方向に手で回すか、もしくはマイナスドライバーを使用して止水栓と元栓を開栓しましょう。
給湯器や蛇口などの修理費は誰が負担するの?
給湯器や蛇口などの修理費用は原則、アパートの持ち主である大家さんや管理会社が支払います。
しかし、大家さんや管理会社に連絡をせず、勝手に自分で業者に依頼すると、費用を負担してもらえない可能性があります。
「領収書を後から見せれば、お金が返ってくるだろう」
という考えはとても危険。
勝手に判断せずに、大家さんや管理会社に連絡をしましょう。
また故意に故障させたり、日頃から不具合があったにも関わらず放置していたりすると、入居者が費用を負担することになります。
普段使用している時にいつもと様子が違うと思ったら、早い階で大家さんや管理会社に相談した方がいいでしょう。
アパートのお湯が出ない原因と対処法まとめ
アパートのお湯が出ない原因と対処法をご紹介してきました。
アパートのお湯が出ない時に考えられる原因は次の5つ
- 1.ガスが止まっている
- 2.給湯器の故障
- 3.蛇口の故障
- 4.給湯器の凍結
- 5.タンク内のお湯切れ
そして、対処法が次の5つ。
- 1.ガスメーターの復旧ボタンを押す
- 2.給湯器の復旧作業を行う
- 3.大家さんもしくは管理会社に相談
- 4.配管が溶けるまで待つ
- 5.お湯を再度沸かす
設備の故障が原因の場合は勝手に判断せず、必ず大家さんか管理会社へ連絡しましょう。
初期費用ゼロのお部屋探しなら、ゼロすむにご相談を
引っ越し時の支払いをできるだけ安くしたい…とお考えの方はゼロすむにご相談ください。
ゼロすむを利用してお部屋を借りると、敷金・礼金・前家賃などの高すぎる初期費用を0円にすることができます。
ご希望の方は、下記バナーよりLINE友だち追加をお願いします。