ユニットバスは選ばないほうがいい?メリット・デメリットをご紹介

「バス・トイレ別と比較して、ユニットバスの良い所ってなんだろう?」

「ユニットバスの物件は家賃が安かったりするけど、実際どうなんだろう?」

このような疑問を解決するため当記事では、ユニットバスの特徴や、ユニットバスのメリット・デメリットなどをご紹介いたします。

ユニットバス、バス・トイレ別のどちらを選択するべきか悩んでいる方はぜひ、参考にしてください。

 

そもそもユニットバスとは?

ユニットバスとはなにか、それは「バスとトイレ、洗面台が一緒になったもの」を指していると思っていませんか?

実は違うんです!あらかじめ工場で、床・壁・天井・浴槽など一体化して組み立てられたお風呂のことを指します。

 

一般的にユニットバスといわれると、ビジネスホテルのお風呂をイメージしますよね。

ユニットバスには種類があって、「2点ユニットバス」と「3点ユニットバス」の二種類に分けられます。

2点ユニットバスは浴槽と洗面台が一緒になっているお風呂で、

3点ユニットバスは浴槽と洗面台とトイレが一緒になっているお風呂を指します。

みなさんが想像されたユニットバスは「3点ユニットバス」の方ではないでしょうか?

ここでは、3点ユニットバスのメリットとデメリットをご紹介していきます。

 

ユニットバスのメリット

ユニットバスには、以下のようなメリットがあります。

  • 1.掃除が簡単
  • 2.家賃が安い
  • 3.残り湯をトイレに活用し、水道代を節約
  • 4.断熱性に優れている

それぞれの詳細が次の通り。

1.掃除が簡単

浴槽・トイレ・洗面台に洗剤をババッとまいてシャワーでまとめて流せるため、掃除が短時間で済みます。

毎日シャワーを浴びるついでに掃除ができるので、いつでも清潔に保つことができます。

2.家賃が安い

バス・トイレ別の部屋よりもユニットバスの部屋は人気が少ないため、比較的家賃が安めに設定されています。

また、バス・トイレ別の部屋は、ユニットバスよりも広いスペースを必要とするため、

浴槽・トイレ・洗面台が集約されているユニットバスのお部屋の方が家賃が安くなりがちです。

 

3.残り湯をトイレに活用し、水道代を節約

お風呂の残り湯の再利用として洗濯に使用する方法もありますが、衛生面が気になる方もいるでしょう。

しかしトイレの水として利用することに抵抗を感じる方は少ないと思います。

やり方は、トイレの止水栓を締めてお風呂の残り湯をバケツに汲んでタンクに流すだけ。水道代の節約に繋がります。

 

4.断熱性に優れている

ユニットバスは、あらかじめ工場で床・壁・天井・浴槽など一体化して組み立てられています。

つまり壁が二重構造になっており、ユニットバスと外壁の間に空気の層が生まれ、断熱性が高くなります。

 

ユニットバスのデメリット

逆に、ユニットバスには以下のようなデメリットがあります。

  • 1.トイレットペーパーが濡れる
  • 2.湯船に浸かるのが大変
  • 3.お風呂・トイレ・洗面台を同時に使えない
  • 4.シャンプー・リンスなどの物の置き場がない
  • 5.衛生面での不安を感じやすい

 

それぞれの詳細が次の通り。

1.トイレットペーパーが濡れる

浴槽とトイレが一緒の空間にあるため、トイレットペーパーにシャワーがかかってしまったり、湿気で濡れてしまいます。

ふやけて使い物にならなくなり、無駄にしてしまうことも…。

予備のトイレットペーパーも置けず、いざという時に困ってしまいます。

 

2.湯船に浸かるのが大変

ユニットバスは洗い場がないので、身体を洗ってからお湯を溜めて湯船に浸かるか、身体を洗う前にお湯を溜めて湯船につかるかの二択になります。

先に身体を洗ってからお湯を溜めて湯船に浸かる場合は、お湯が張るのを待たないといけなくなるので風邪をひいてしまいます。

身体を洗う前にお湯を溜めて湯船に浸かる場合は、シャワーを浴びていないため衛生面が気になってしまいます。

また、シャワーと湯船に浸かることを交互にできないこともデメリットになりえます。

 

3.お風呂・トイレ・洗面台を同時に使えない

お風呂・トイレ・洗面台が一緒なので、友達や恋人が遊びに来ていて、お風呂・トイレ・洗面台を貸している間はすべて使えません。

好きなタイミングで歯磨きができなかったり、急な腹痛がきたときにはコンビニまで走るしかない!なんてことも。

 

4.シャンプー・リンスなどの物の置き場がない

空間が狭いため、シャンプーやリンスなどを置く収納スペースがありません。

浴槽の外の床に置いてしまうと、すぐ手に取りにくかったり、髪の毛やらタオルのほこりやらがついてしまうこともあります。

 

5.衛生面での不安を感じやすい

入浴をしていてもトイレの臭いが気になったり、シャワーの水が床や壁だけでなくトイレにまで飛散してしまう、なんてこともあります。

デメリットを解消できるグッズ

デメリットが多いユニットバスですが、便利グッズを使用すればある程度は解消することができます。

そこで、ぜひ活用していただきたいおすすめのアイテムをご紹介します。

  • 1.シャワーカーテン
  • 2.シャワーラック
  • 3.珪藻土バスマット

それぞれの詳細が次の通り。

 

1.シャワーカーテン

シャワーの水が外に漏れないようにするには必須のアイテム。また、入浴中にトイレを視界から入れなくてよくなります。

シャワーカーテンはカビやすいので、防カビ加工が施されている商品がオススメです。

2.シャワーラック

シャワーフックに差し込んで使うシャワーラックなら、シャンプーやボディーソープなどをコンパクトに収納できます。

立ったまま浴槽の中で使えるため、すぐ手に取って使えたり、こぼれて汚してしまった場合もシャワーで簡単にすすげるのもポイントです。

3.珪藻土バスマット

ユニットバスには脱衣所がないため、床がビチャビチャになりやすいです。トイレの床が濡れて不快になることも。

珪藻土マットは吸水性が高いため、トイレの床が水で濡れてしまうのを防いでくれます。

 

まとめ

掃除がしやすい・家賃が安いなど魅力的なメリットがあるユニットバスですが、デメリットもあります。

ただ、工夫次第でさらに快適に使用できるようになります!

入居後の生活をイメージして自分のスタイルに合った物件を選びましょう。

 

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