「一人暮らしにテレビは必要?それとも不要なの?」
「テレビを置かない生活のメリットってなに?」
このような疑問を解決するため当記事では、テレビが必要・不要な方の特徴や、テレビを置くことのメリット・デメリットなどをご紹介いたします。
一人暮らしでテレビを置こうか悩んでいる方はぜひ、参考にしてください。
一人暮らしにテレビはいらない?
一人暮らしを始める際、多くの人が部屋にテレビを置きます。
ただ、テレビを設置するかどうかは、あなたのライフスタイルによって変わります。
では、どのような人にテレビが必要なのか?
テレビが必要な人と不要な人の特徴を見ていきましょう。
このような人はテレビが不要
テレビが不要な人の特徴は、下記のとおりです。
- 熱中できる趣味がある
- テレビはドラマやアニメしか見ない
- YouTubeをよく見る
たとえば、熱中できるものがある場合、テレビよりも趣味に時間を使いがちです。
また、テレビよりもYouTubeをよく見る人なら、家にテレビがなくても問題ありません。
このような方はテレビが必要
一方、次のような人はテレビが必要だと言えます。
- スポーツはリアルタイムで見たい
- ニュース番組を見るのが好き
- 人との会話はテレビに関する話題が多い
スポーツやニュースをリアルタイムで見たい人は、テレビが必要です。
また、日常的な会話でテレビに関する話題が多い人も、テレビを持つのがおすすめ。
芸能人のゴシップや時事ネタなど、新しい情報を仕入れられるからですね。
テレビが必要かどうか迷ったら…
「なんとなくテレビが必要な人と不要な人の特徴はわかったけど、部屋に設置するか悩む…」
このように思う人もいるかもしれません。
テレビが必要かどうか迷ったら、まずはテレビなし生活をしてみるのがおすすめ。
というのも、後からでもテレビは買えますし、もし必要なかった場合テレビを処分する手間がかかってしまうからです。
一度テレビのない生活をしてみて、「やっぱりテレビが必要」と感じたら、その時にテレビを買うといいですよ。
一人暮らしでテレビを置かないメリット・デメリット
一人暮らしの部屋にテレビを置かない場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
テレビを置かないメリットとデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
テレビを置かないメリット7つ
一人暮らしでテレビを置かないメリットは、次の7つです。
- 1.節約できる
- 2.物欲を減らせる
- 3.自由に使える時間が作れる
- 4.部屋のレイアウトを楽しめる
- 5.普段の掃除が楽になる
- 6.引っ越し時の荷物が減る
- 7.ネガティブなニュースを見なくて済む
それぞれの詳細は下記のとおり。
1.節約できる
テレビを持たなければ、節約につながります。
なぜなら、電気代や維持費、テレビの本体代がかからないから。
テレビを置くと下記のような費用がかかります。
- 電気代→年間4,000~7,000円(1日4時間の視聴)
- NHK受信料→年間13,650円(12ヶ月前払い契約の場合)
- テレビの本体代→30,000〜60,000円
テレビを部屋に置いていた場合、本体代を除いても年間約20,000円の維持費がかかってしまいます。
ほかにも、テレビ台や周辺機器の購入費も必要です。
テレビを持たなければ維持費がかからないため、年間約20,000円も節約できますよ。
2.物欲を減らせる
テレビを持たなければ、物欲を減らせます。
CMなどに購買欲を刺激されないからですね。
たとえば、テレビを見ていると
- 目新しい食べ物やお菓子・飲み物のCM
- 好きなブランドのコスメやアクセサリーのCM
- 新機種のスマホやパソコンのCM
など、さまざまな魅力的なCMが流れてきますよね。
本来は買う気がなかったのに、「あれが欲しくなってきた…」という気持ちになりがち。
テレビがなければそもそも物欲が刺激されないため、不要な買い物を防げますよ。
3.自由に使える時間が作れる
自由な時間が増えるのも、部屋にテレビを置かないメリットです。
テレビがなければ、視聴する分の時間を他のことに使えますよ。
たとえば、下記のような理由でテレビを見ていた経験はありませんか?
- なんとなくつけている
- 暇つぶしのために見ている
- 何も考えずにボーっと見ている
「この番組を見たい!」というよりも、なんとなくつけているという人は多いです。
テレビをつけていると、たとえ番組を見ていなかったとしても耳から音が入ってくるため、集中力を欠いてしまう原因にもなります。
テレビを置かなければ、暇つぶしに見る時間がなくなるため、趣味や勉強、友人との交流などに時間を使えるようになりますよ。
4.部屋のレイアウトを楽しめる
一人暮らしでテレビを持たない場合、部屋のレイアウトが楽しめます。
というのも、テレビがあると家具の配置が制限されてしまうからです。
たとえば部屋をレイアウトする際、まずはテレビを置く位置から決める必要があります。
テレビ線は決まった場所にしかないため、ある程度設置する場所が限られてしまうからですね。
つまり、家具の配置がテレビ中心になり、レイアウトの自由度が下がってしまうのです。
また、テレビを持つ場合は下記のようなアイテムも同時に設置するケースが多いです。
- DVDレコーダー(ブルーレイレコーダー)
- テレビ台
結果、室内で自由に使えるスペースが減ってしまいます。
一人暮らしに多い1Rや1Kといった間取りだと、とくに部屋に圧迫感が出てしまいますね。
テレビを置かなければ、スペースが広く使えるだけでなく、レイアウトの自由度も上がりますよ。
5.普段の掃除が楽になる
普段の掃除が楽になるのも、テレビを置かないメリットです。
テレビはほこりが溜まりやすいため、ハンディモップなどで定期的にキレイにする必要があります。
また、テレビ台を置く場合は台の上や裏も掃除しなければなりません。
掃除が苦手な人にとっては、清掃しなければいけない箇所が増えるのは大変ですよね。
部屋にテレビがなければ、掃除する手間を省けますよ。
6.引っ越し時の荷物が減る
引っ越しをするときも、テレビがないほうが楽です。
さきほどもお伝えしたとおり、テレビを置く場合はDVDレコーダーやテレビ台なども同時に設置します。
つまり、引っ越しの際に運ぶのはテレビ本体だけではなく、
- DVDレコーダー(ブルーレイレコーダー)
- テレビ台
上記の3つとなるのです。
引っ越しはただでさえたくさんの荷物を運ばなければいけないため、重い荷物が3つ増えるだけでも大きな負担になってしまいます。
もしも引っ越し業者に依頼せず自分だけで荷物を運ぶ場合、作業が非常に大変なのは間違いありません。
少しでも引っ越しを楽にしたい場合は、テレビを持たないことをおすすめします。
7.ネガティブなニュースを見なくて済む
テレビをつけていると、見たくもない悲しいニュースやネガティブな話題が目に入ってくることがあります。
そのたびに、自分の気分が落ち込む、イライラしてしまうといった人も多いはず。
テレビを置かなければ、ネガティブな情報を受け取らずに済みます。
結果、ニュースに心を乱されることなく、平常心でいられますよ。
テレビを置かないデメリット7つ
ここからは、テレビを持たないデメリットをご紹介いたします。
一人暮らしでテレビを置かないデメリットは、次の7つです。
- 1.部屋が静かで寂しさを感じやすい<
- 2.大画面で映像を見られない
- 3.リアルタイムで情報をキャッチできない
- 4.災害情報を知るタイミングが遅れる
- 5.流行に疎くなりやすい
- 6.スマホを操作する時間が増える
- 7.来客時の過ごし方が制限される
それぞれの詳細を見ていきましょう。
1.部屋が静かで寂しさを感じやすい
テレビを置かないと、室内が無音で寂しさを感じやすいです。
一人暮らしの場合、家には話し相手がいません。
シーンとした部屋に一人でいると、人恋しくなってしまいますよね。
とくに一人暮らしを始めたての場合、まだ無音に慣れておらず、余計に寂しく感じがち。
テレビがあれば、賑やかなバラエティ番組やドラマなどで気を紛らわせます。
聞きなじみのあるタレントの話し声や笑い声が聞こえるため、孤独感を感じにくいのですね。
テレビがないと部屋が静かなため、他の方法で寂しさを紛らわす必要があります。
2.大画面で映像を見られない
大画面で映像が見られないのも、テレビを置かないデメリットです。
とくに映画やスポーツは、大きな画面で見ると迫力があって引き込まれますよね。
臨場感を味わえるのが、テレビのメリット。
スマホやタブレットでも映画は見られますが、やはり臨場感にかけてしまいます。
また、小さい画面をずっと見続けるのも目が疲れてしまいますよね。
テレビがないと、「大画面で臨場感を味わいながら映像を見たい!」という願いが叶わないのです。
3.リアルタイムで情報をキャッチできない
テレビを置かないと、リアルタイムで番組が見られません。
あとからパソコンやスマホで情報収集はできますが、すぐに知れないのはデメリットです。
- 映画やドラマがTwitterで話題になり、リアルタイムで盛り上がっているとき
- 生放送の番組が話題になっているとき
- SNSでスポーツが話題になっているとき
上記のような場合、リアルタイムで情報をキャッチできないと世間から置いてけぼりな気持ちになってしまいます。
テレビがないと、最新の情報をキャッチできないことを覚えておきましょう。
4.災害情報を知るタイミングが遅れる
災害情報を知るタイミングも遅れてしまいます。
テレビをつけていれば、災害のニュースがあったときでもすぐにキャッチできます。
災害情報や緊急ニュースは、すぐに速報が入るからですね。
しかし、テレビがないと情報を後から知ることになります。
とくに地震が起こったときなどは、すぐにニュースを見たいですよね。
テレビがないと、災害情報に気付くのが遅れることを理解しておきましょう。
5.流行に疎くなりやすい
流行に疎くなりやすいのも、一人暮らしの部屋にテレビを置かないデメリットです。
テレビをつけていると、さまざまなニュースや情報が耳に入ってきますよね。
たとえば、流行りのお店や話題のニュース、芸能人のゴシップなど。
興味がなくても、自然と今起きていることや流行をキャッチできるのです。
一方、テレビを持たない場合、自ら収集しない限りはニュースや情報が入ってきません。
スマホでもニュースはチェックできますが、興味がないものは読み飛ばしてしまうものです。
結果、興味のないニュースや流行に疎くなってしまうのですね。
人との会話で流行に関しての話題が多い人は、SNSやニュースサイトで情報収集する必要があります。
6.スマホを操作する時間が増える
テレビを持たない=暇な時間が増えるということ。
結果、手持ち無沙汰になってスマホをする時間が増えてしまいます。
たとえばネットには、TwitterやInstagramなどのSNS、YouTubeなどの動画サイトなど、さまざまなサービスがあります。
「ネットサーフィンをしていて、気づいたら1時間も2時間も経っていた…」
このような経験をしたことがある人も多いはず。
テレビを置かないと、ネットへの依存性がより高まる可能性があります。
7.来客時の過ごし方が制限される
「来客時には、部屋が静かになりすぎないようにテレビをつける」という人も多いはず。
テレビがBGMの代わりになるため、なんとなく場が和みますよね。
しかし、テレビを置かないと来客時の過ごし方が制限されてしまいます。
たとえば、テレビを見て一緒に盛り上がる、借りてきたDVDを見るなどといったこともできません。
ライフスタイルによっては、来客時にテレビがないと不便に感じる可能性があります。
テレビの代わりに活用したい家電やサービス
「テレビを置かないメリットとデメリットがわかったけど、自分の部屋には置かないでいいかな…」
「テレビは見たいけど、維持費やスペースを考えると設置できない」
このように、テレビを見たい気持ちはあっても設置しない選択をする人もいるでしょう。
では、テレビがなくても家で映画やドラマを楽しむ方法はあるのでしょうか?
テレビの代わりに活用したいおすすめの家電やサービスは、次の3つです。
- 1.パソコンやタブレット
- 2.プロジェクター
- 3.TVerなどの動画配信サービス
それぞれの詳細を見ていきましょう。
1.パソコンやタブレット
パソコンやタブレットがあれば、テレビ番組が見られます。
というのも、最近では公式サイトで見逃し配信が公開されるケースが多いからです。
放送終了後に見られるようになるため、あとから好きなドラマやバラエティなどを見られますよ。
また、パソコンでリアルタイムにテレビを見る方法もあります。用意するのは、下記の2つ。
- パソコンモニター
- DVDレコーダー(またはブルーレイレコーダー)
接続の方法は簡単です。
まずは、パソコンモニターとDVDレコーダーを「HDMIケーブル」でつなぎます。
次に、DVDレコーダーと部屋のアンテナ端子を「アンテナケーブル(テレビ線)」でつなげば完了です。
上記の方法なら、テレビがなくてもパソコンで番組が見られるようになります。
また、リアルタイムで見られるだけなく、録画もできますよ。
2.プロジェクター
プロジェクターなら、「大画面で見る」が実現できます。
映画やドラマが大迫力で見られるため、テレビよりも臨場感を味わえますよ。
プロジェクターは、下記のようなVOD(動画配信サービス)が利用できます。
- Amazonプライム
- Netflix
- Hulu
プロジェクターの機種によっては他にもさまざまなVODが見られるため、映画やバラエティなど幅広く楽しめますよ。
テレビだと部屋のスペースを取ってしまいますが、プロジェクターは小さいためどこにでも設置できます。
また、テレビよりも大迫力で映像を見られるのもメリット。
テレビを置かない場合、プロジェクターを置くという選択肢もありますよ。
3.TVerなどの動画配信サービス
TVer(ティーバー)は、国内最大級の見逃し無料配信動画サービスです。
会員登録は不要で、完全無料で利用できます。
TVerでは、下記のようなキー局の番組が見られます。
- フジテレビ
- 日本テレビ
- TBS
- テレビ朝日
- テレビ東京
- NHK
テレビ番組の放送終了後、すぐに配信されます。
ドラマやバラエティ、アニメなど幅広い番組が視聴可能です。
ただし、「番組の配信期限は1週間」「視聴できるのは最新話だけ」という2点だけご注意ください。
TVerはネット環境さえあればスマホやタブレット、パソコンなどさまざまな端末から見られますよ。
また、月額制のVOD(動画配信サービス)に登録するのもおすすめ。
映画やアニメ、ドラマなどが見放題で、過去作品なども見られますよ。
主なVODと月額料金は下記のとおりです。
- Amazonプライムビデオ(月額408円)
- U-NEXT(月額2189円)
- Hulu(月額1026円)
- Netflix(月額880円 ベーシック)
- FODプレミアム(月額976円)
- dTV(月額550円)
- パラビ(月額1017円)
テレビを持たない場合は、上記のような動画配信サービスを活用する方法もありますよ。
テレビなし生活に関してよくある質問
ここからは、テレビのない生活に関するQ&Aをご紹介いたします。
Q.テレビなしならNHK料金を支払う必要はない?
テレビを置いていなければ、NHKの料金を支払う必要はありません。
テレビがなければ、そもそもNHKの番組を見られないからです。
NHKの番組を受信する機器がない=支払い義務は生じないため、ご安心ください。
もしもNHKの集金の方が訪問してきても、テレビがないことを伝えればOK。
納得してもらえない場合でも、持っていないの一点張りで、きっぱりと断わって問題ありません。
Q.パソコンでテレビ番組を見れる?
パソコンがあればテレビ番組を見ることは可能です。
詳しい方法は先ほどご紹介したとおりです。
上記の方法ならば、リアルタイムで見られるだけでなく録画もできますよ。
ただ、DVDレコーダーを別途購入する必要があることだけお忘れなく。
Q.テレビなし生活をしている人の割合は?
内閣府による「消費動向調査」令和4年3月実施調査結果によると、2022年3月時点のテレビの総世帯普及率は92.9%です。
つまり、9割を超える世帯がテレビのある生活をしているのですね。
ただ実際には、YouTubeやSNSなどの普及により「テレビは持っているけど見ない」という人が増えているのも事実。
VODの登場も、若者のテレビ離れを加速させている原因のひとつです。
まとめ
一人暮らしでテレビを置かないメリットやデメリット、持たない場合に活用したいサービスなどをご紹介しました。
テレビを置かなければ節約ができる、自由に使える時間が増える、部屋のレイアウトを楽しめるなどのメリットがあります。
一方、ニュースや災害情報を知るのが遅れる、無音で寂しさを感じやすいなどのデメリットも。
テレビを置くかどうかは、あなたのライフスタイルに合わせて選択しましょう。
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