「初めての一人暮らしだけど、どうやって物件を選べばいいんだろう?本当に一人暮らしができるのか不安…」
このようなお悩みを解決するために本記事では、初めての一人暮らしの不安にはどんなものがあるか、どう対処していけばいいかご紹介します。
初めての一人暮らしに不安がある方はぜひ、参考にしてください。
初めての一人暮らしで感じる不安と対処法5選【物件選び編】
一人暮らしの準備には、大きく次の3つがあります。
- 物件選び
- 引っ越し準備
- 住所変更の手続き
一人暮らしをするとき最初に考えるのが「物件選び」です。
引っ越し後は簡単に住み替えられないので、物件選びは一番失敗したくないと感じる部分でしょう。
物件が決まってからは引っ越し準備、引っ越しが済んでからは住所変更の手続きで大忙し。短期間で行うことが多すぎて、すべてできるか不安になります。
しかし、引っ越し準備や手続きのひとつひとつは難しくありません。何をするべきか明確にし、ひとつずつ行っていきましょう。
一人暮らしの「引っ越し準備」「手続き」については、以下の記事で詳しく解説しています。(内部リンク)
ここでは後悔しない物件選びの5つのポイントを解説していきます。
- 初期費用の安いアパートを選ぶ
- 居住地域は慎重に選ぶ
- 月の住居費は手取りの25%以内にする
- 生活しやすい間取りか確認する
- こだわる設備をチェックする
以下で詳しく見ていきましょう。
1. 初期費用の安いアパートを選ぶ
初期費用は金銭的な負担が大きい部分です。少しでも安くしたいと考える人は多いのではないでしょうか。
結論、初期費用はアパート選びで大きく変わります。
ネットでアパートを検索していると、同じ部屋が複数の不動産サイトで紹介されていることがあります。部屋は同じでも、初期費用が大きく変わる場合があるので注意しましょう。
初期費用が変わる理由は、次の2つが不動産によって異なるためです。
- 仲介手数料
- オプション
仲介手数料は多いところで家賃1ヶ月分、少ないところでは0円になります。
オプションは消臭・クリーニングなどがあります。外せるもの・外せないものがありますが、必要のないものは外せるか交渉することも可能です。
必要最低限の出費になるよう、アパートを選ぶ際は初期費用に注目してみましょう。
2. 居住地域は慎重に選ぶ
通勤通学の利便性が違ったり、家賃の相場が違ったりなど、住む地域を決めるのも頭を悩ませます。
家賃の安さに惹かれてしまいがちですが、安いなりの理由があります。生活に不便がないか、治安や周辺環境が悪くないかを調べ、可能であれば実際に足を運んでみましょう。
通勤通学に時間がかかりすぎるとストレスが積み重なり、治安の悪さは防犯面で心配です。近くに駅やスーパーがなくて非常に生活しにくいこともあります。
長く住む上で、少しでも住み心地のいい地域を選ぶことは重要です。生活を想像したときに気になる部分がないか、シミュレーションしてみましょう。
3. 月の住居費は手取りの25%以内にする
住居費は毎月の出費の中でも大部分を占めます。支払い続けられるか、住居費で家計が圧迫されないか、心配になる人も多いでしょう。
無理のない資金管理をする上で、住居に支払う月額は「手取りの25%以内」と言われています。この時注意すべきは家賃だけでなく、共益費や管理費、駐車場代なども含む点です。
手取りが20万円であれば、住居費は5万円がベストです。
「家賃の支払いがきつい…」と後悔しないために、住居に関わる固定費が手取りの25%以内になるアパートを選びましょう。
4. 生活しやすい間取りか確認する
初めて一人暮らしをする場合、どんな部屋がいいのかなと悩む人も多いでしょう。
ネットの物件情報にある写真や間取り図、部屋の広さを確認している人もいるのではないでしょうか。
間取りは1R・1K・1DK・1LDKといった部屋の形の違いもありますが、形の違いよりも生活のしやすさが重要なポイントです。
次のような箇所は、内見をしないとわかりません。
- 日当たりはいいか
- 収納の広さは十分か
- 隣接した部屋の音は聞こえるか
日当たりは日が出ている時間に確認することが大切です。部屋の向きが南向きでも、隣の建物で光が入ってこない場合もあるので注意しましょう。
部屋の広さやレイアウトに注目して、収納の広さを見落としている場合があります。デザイン重視の物件もあり、極端に収納が狭い物件もあります。収納スペースのサイズも測りながら確認できるとなおいいです。
音の問題はストレスが大きくなるので、平日だけでなく休日にも確認するといいでしょう。また、家賃は高くなりますが、木造よりも音が伝わりにくいコンクリート構造の建物を選ぶのも手です。
小さなストレスも、毎日続くと大きなストレスになります。実際に内見をして確かめてみましょう。
5. こだわる設備をチェックする
ネットでアパートを探していると、100件以上ヒットすることがあります。しかし、こだわりの設備をチェックすることで、数十件まで絞ることができます。
自分が優先したい設備はチェックしましょう。3つ例を挙げます。
- 入浴が好きな人は「バス・トイレ別」
- 防犯面を気にしたい場合は「オートロック」「2階以上」
- 料理が好きな人は「2口コンロ」
とはいえ、こだわりすぎると家賃が高くなる可能性があります。自分の中で優先順位を決めて探してみましょう。
初めての一人暮らしで感じる不安と対処法5選【生活編】
一人暮らしの「生活」には様々な不安があります。以下に5つ紹介します。
- 寂しさに耐えられるか
- 防犯対策は大丈夫か
- お金のやりくりができるか
- 家事がこなせるか
- 病気になったらどうするか
対処法を事前に知っておくことで、不安は減らせます。以下で詳しく見ていきましょう。
1. 寂しさに耐えられるか
一人暮らしをする前に寂しさや不安を抱えている人はとても多いです。対処法は「とにかく自分がやりたいことをやる」です。
- 家族や友達に連絡をとる
- 本を読む
- 映画を見る
- ゲームをする
暇であるほど寂しくなってくるものです。好きなことを見つけると、誰からも干渉されることなく没頭できるので、一人暮らしが楽しくなってくるでしょう。
2. 防犯対策は大丈夫か
防犯面の心配をする人も多いでしょう。前述したアパート選びを意識するだけでも、防犯対策の効果があります。生活面では以下の対策をしてみましょう。
- 玄関と窓の鍵はしっかり締める
- 洗濯物を外に干さない
- カーテンを遮光にする
当たり前かもしれませんが、戸締まりは必須です。地方に住んでいると、実家では鍵をかけていなかったという人もいますが、一人暮らしでは必ず鍵をかけて生活しましょう。
洗濯物を外に干すと、その部屋に住んでいる人が男性か女性かわかってしまい、狙われやすくなるケースがあります。上階だからと油断せず、室内干しにすると安全です。
また、薄いカーテンは夜に締めていても、部屋の中が透けて見えてしまう場合があります。外からひと目で在宅かどうかもわかってしまうため、大変危険です。
防犯対策を意識して、安心した生活を送りましょう。
3. お金のやりくりができるか
お金がなくなって生活に困ることはないか、心配になりますよね。
自分の使えるお金、使うお金がどれくらいか把握することで解決していけます。始めのうちはわからないので、月に1回以上、何にどれくらいお金を使ったか振り返ってみましょう。
振り返り方は自分にあった方法を見つけるといいです。例えば次の方法があります。
- アプリの家計簿
- クレジットカードの明細
- 手書き
自分が継続できる方法を選ぶのが一番です。また細かく計算すると挫折しやすいので、おおまかに計算することをおすすめします。
また貯金もできると、なにかあったとき安心です。貯金のコツは「先取り」です。お金が入ったときにまず貯金分を確保し、残ったお金で生活します。
4. 家事がこなせるか
一人暮らしで初めて家事を始める人もいるかもしれません。洗濯、食器洗い、掃除、料理などやることが多くて不安になりますよね。
覚えるまでは大変なときもありますが、次第に慣れていきます。
洗濯機などの家電の使い方は、ネットで簡単に検索できる時代なのでそれほど困りません。一度や二度使えば使い方も自然と身につき、苦労することもなくなります。
料理は得意や不得意が分かれるところかもしれませんが、不得意なりに自分でもできる料理が見つかるでしょう。
5. 病気になったらどうするか
一人暮らしで病気になると、看病してくれる人がいないので不安ですよね。元気なうちに次の準備をしておきましょう。
- 食材や飲み物のストック
- 体温計
- オンライン診療アプリの登録
買い物に行けない可能性があるので、2日分のストックがあると安心です。ペットボトル飲料、お湯を入れるだけでできるおかゆやスープ、電子レンジの加熱でできるレトルトごはんは常温で保存できます。病気でないときも楽にご飯を食べたいときに便利なので、用意して損はないです。
また一人暮らしだと、体調の悪いときに病院まで移動するのも一苦労です。そんなときに家から出ることなく診察しにきてくれたり、オンラインで診察してくれたりするサービスが便利です。無料のアプリがあります。
体調を崩してからアプリをダウンロード、登録と手順を踏むのは大変です。あらかじめ登録しておきましょう。
初めて一人暮らしをしてみてよかったこと3選
ここでは実際に一人暮らしをした人がよく感じる、「一人暮らしをしてよかったこと」を3つ挙げます。
- 自分のペースで生活できる
- 生活力がつく
- 親のありがたみがわかる
以下で詳しく見ていきましょう。
1. 自分のペースで生活できる
一人暮らしをしてよかったことの定番は、自分のペースで生活できることです。
- 起きる・寝る時間
- 食器を洗うタイミング
- 洗濯をするタイミング
- だらだらする時間
あげたらキリがないくらい、生活すべて好きなようにできます。それが快適で、もう実家暮らしには戻れないという人も多いくらいです。
2. 生活力がつく
一人で暮らすので、生活に必要な力はほとんどつきます。
- 家事スキル(食器洗い、洗濯、掃除、料理、ゴミ捨てなど)
- お金の管理スキル
- 時間の管理スキル
始めのうちの家事は慣れないことも多く、ひとつひとつに時間もかかるでしょう。それでも続けていくうちに要領が得られ、自分のやりやすい方法を見つけられます。
やることが多く大変なイメージがありますが、一人分なので、洗濯や料理などすべてを毎日する必要はありません。
また、お金を意識して使うようになるため、金銭感覚が身につきます。無駄遣いが減ると、本当に使いたいものに使えます。メリハリをつけて使えるようになるでしょう。
さらに、時間も意識するようになります。寝過ごしても起こしてくれる人はいないので、自分で起きなければいけません。24時間の中に家事の時間も組み込まれるので、効率よくやって自分の時間を作ろうと意識するようになります。
生活力に自信がなくても、一人暮らしを続けているうちに自然と生活力はついてくるものなので安心してください。
3. 親のありがたみがわかる
一人暮らしをして初めて、親のありがたみを身に染みて感じる人も多いでしょう。
「家事って意外とやることが多いし、時間がかかる」「ご飯が出てくるのって幸せ」「お金ってこんなにすぐなくなるんだ?」「病気のときは看病してくれたな」
こんなことを感じます。どれもその時は大変ですが、自分の過去が幸せだったという気持ちになれます。
まとめ
初めての一人暮らしにはどんな不安があるか掘り下げてきました。
まとめると下記の不安を抱えていることが多いです。
- 物件選び、引っ越し、手続きなどの一人暮らしの準備
- 寂しさ、家事、病気などの一人暮らしの生活
実際に一人暮らしをした人がよかったと感じる点もあります。
- 自分のペースで生活できる
- 生活力がつく
- 親のありがたみがわかる
不安は焦らず、ひとつずつ解決していきましょう。その先には「一人暮らしをしてよかった」そう思う日が待っています。
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