【アパート】薄い壁にも効果的な防音対策おすすめ3選

「アパートの壁が薄くて、隣人の生活音が気になる…」

「なにか効果的な防音対策ってないのかな?」

このようなお悩みを解決するため本記事では、薄い壁に効果的な防音対策や、防音シートを選ぶポイントなどをご紹介いたします。

隣人の騒音が気になる方はぜひ、参考にしてください。

なお、アパートの部屋全体に効果的な防音対策をこちらの記事で詳しく解説しています。

アパートの壁が薄いとなぜ騒音が気になるの?

壁が薄いアパート=防音性が低いというイメージをお持ちの方は多いはず。

実際、アパートの防音性を決める要素のうちの1つは、壁の厚さです。

では、なぜ薄い壁だと騒音が聞こえやすいのでしょうか?

結論からお伝えすると、壁が薄いほど隣人の物音や振動が伝わりやすいからです。

アパートは多くの場合、木造や軽量鉄骨造でできているため、壁が薄い場合が多く、騒音が気になりやすいのです。

アパートの防音対策をする前に!知っておきたい3つの防音タイプ

防音対策をする前に、まずは防音のタイプについて知っておきましょう。

防音には、次の3種類があります。

  • 1.吸音
  • 2.遮音
  • 3.防振

それぞれの詳細は下記のとおり。

1.吸音

吸音とは名前のとおり、音を吸収すること。

発生した音を吸収して、騒音を軽減してくれます。

吸音壁を使って防音対策をしている代表的な場所は、コンサートホールや音楽スタジオ。

両者とも、建物内の壁に小さな穴がたくさん開いていますよね。

あの壁は、音を吸収し反響を防ぐ役割をしています。

2.遮音

遮音は、音を反射する防音方法です。

発生した音を跳ね返すため、壁から騒音が伝わるのを防ぎます。

ただ、吸音と違って音を吸収しないため、室内で発生した音は反響しやすいです。

3.防振

防振とは、振動を抑えて音が伝わるのを防ぐ防音方法。

音は空気を振動して伝わっていくため、その振動を抑えることで防音対策に繋がるのです。

具体例として、下記のような振動は防振対策をすることで軽減できます。

  • 洗濯機の振動
  • 足音
  • 物にぶつかった音

たとえば洗濯機を使用するとき、音だけでなく振動が響いて下の階まで伝わってしまうケースがあります。

防振対策をすれば、振動により伝わってしまう音の発生を抑えられます。

薄い壁にも効果的な防音対策おすすめ3選

「もともとアパートの壁が薄いから、防音対策をしても意味ないんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、アパートの壁が薄いならなおさら、防音対策は必須です。

なぜなら、外からの音だけでなく、室内から音が漏れるのも防いでくれるから。

不要な騒音トラブルを回避し、快適な暮らしをするためにも、アパートでの防音対策は欠かせないものなのです。

では実際、どんな防音対策をすればいいのでしょうか?

薄い壁にも効果的な防音対策は、次の3つです。

  • 1.壁に防音シートを貼る
  • 2.防音壁を貼る
  • 3.壁際の背の高い家具を置く

それぞれの詳細を見ていきましょう。

1.壁に防音シートを貼る

壁が薄くて騒音が気になる場合、防音シートを貼るのがおすすめ。

防音シートには、「遮音」「吸音」の2つの防音効果があります。

音を遮断すると同時に吸収してくれるため、より騒音を伝わりづらくしてくれるのですね。

また、防音シートは暑さ対策や寒さ対策にも有効です。夏はエアコンの冷気を逃がさず、冬は外からの冷気を通しません。

防音対策だけでなく、室温の管理もしやすくなるのが、防音シートのうれしいポイントです。

2.防音壁を貼る

騒音が気になる場合、防音壁を貼るのもおすすめ。

防音壁は、自分で壁のサイズに合わせて切るタイプや、注文時にサイズ指定するタイプなどがあります。

あなたの部屋の壁に合ったサイズを選ぶと、より防音効果が期待できますよ。

3.壁際の背の高い家具を置く

実は、壁際に背の高い家具を配置するのも、立派な防音対策になります。

家具を置くことで壁から音が伝わるのを防ぎ、騒音を軽減してくれます。

背の高い家具が、壁のような役割を果たしてくれるのですね。

たとえば、収納棚や本棚などは背が高いためおすすめです。

部屋にある家具の配置を変えるだけの防音対策なので、コストもかからずすぐに実践できますよ。

壁の防音対策には防音シートがおすすめ!選び方のポイント3つ

薄い壁で騒音が気になる場合、防音シートで防音対策するのがおすすめ。

外からの音を軽減してくれるだけでなく、室内から音が漏れるのも防いでくれますよ。

では、防音シートはどんなものを選べばいいのでしょうか?

選び方のポイントは、次の3つです。

  • 1.コスト
  • 2.厚さ
  • 3.手軽さ

詳細は下記のとおり。

1.コスト

防音シートを選ぶ際に考えておきたいのが、コストです。

厚みや性能、サイズによって、防音シートの価格はさまざま。

安すぎても効果が薄いですし、あまり高価なものを選ぶのも悩みどころですよね。

たとえば、壁の一部に貼るだけなら費用は数千円程度です。

しかし、壁全体に貼る場合は2~5万円ほどかかるケースも。

防音シートを選ぶ際は、あなたの部屋に合ったサイズや性能をよく考え、コストと比較しながら選びましょう。

2.厚さ

防音シートは一般的に、厚くなるほど防音効果が高いです。

ただ、防音効果が高い一方、厚みがある防音シートは価格も上がります。

必要以上に厚い防音シートだと、張るのに手間がかかるなどのデメリットも。

上記の点を考慮したうえで、どの程度の防音効果が必要かを考えて厚さを決めましょう。

3.手軽さ

防音シートを選ぶ際に重要なのが、手軽さです。

あまり複雑なタイプだと時間がかかりますし、場合によっては一人で設置できないケースも。

コストや厚さだけでなく、カンタンに設置できるかどうかも、防音シートを選ぶときのポイントなのです。

防音シートにはさまざまなタイプがありますが、手軽さを重視するなら次の3種類がおすすめ。

  • シールタイプ
  • フェルトタイプ
  • 突っ張り棒タイプ

それぞれの特徴は下記のとおりです。

シールタイプ

シールタイプは、壁に貼り付けられる防音シートです。

室内の壁に貼るだけなのでカンタンに設置でき、サイズも自由に決められます。

デザインも豊富で、無地・レンガ調・木目調などさまざまな種類の中からあなたの好きな柄を選べますよ。

フェルトタイプ

シールタイプと同じく、フェルトタイプも壁に貼って使用する防音シートです。

簡単に壁に貼り付けられるので、設置に時間をとりません。

また、フェルトタイプは高い防音効果を持つだけでなく、デザイン性も抜群。

防音対策をしつつ、部屋のインテリアにもこだわりたい方におすすめです。

突っ張り棒タイプ

「壁に一切キズをつけたくない、穴も開けたくない」という場合、突っ張り棒で固定するタイプの防音シートがおすすめ。

壁に突っ張って固定するだけなので、すぐに設置できます。

ただ、重量のあるタイプだと女性一人では設置が大変な場合も。

手軽に設置したい場合は、重すぎないものを選ぶといいですよ。

突っ張り棒タイプの防音シートは、壁を傷つけずに設置できるため、賃貸アパートで防音対策をしたい方でも安心です。

アパートの隣人がうるさくても仕返しはダメ

ここまで、おすすめの防音対策をご紹介してきました。

「でも、わざわざ防音対策をするのはめんどう」
「隣人がうるさいなら、仕返しをした方が騒音は収まるのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

うるさい隣人のせいで、こちらが防音対策をしなければいけない状況を理不尽に思うのは当然です。

しかし、いくら隣人がうるさいからといって、仕返しをするのは絶対にNG。

隣人がどんな人なのかもわからないですし、逆恨みによる嫌がらせを受けるかもしれません。

さらなるトラブルに発展させないためにも、アパートの隣人に仕返しをするのはやめましょう。

やってはいけない仕返しの例や、隣人がうるさいときの対処法などは下記記事にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

▶▶【アパート】隣人がうるさい時の対処法3選!壁ドンでの仕返しは絶対ダメ

まとめ

薄い壁に効果的な防音対策や、防音シートを選ぶ際のポイントなどをご紹介してきました。

防音には、吸音・遮音・防振の3タイプがあります。

防音の種類を知ったうえで、あなたの部屋に合った防音対策をしましょう。

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