「アパートで、テレビの音がうるさいと思われていないか心配…」
「どれくらいの音なら、隣の部屋まで響かないの?」
このようなお悩みを解決するため当記事では、テレビの適正音量や防音対策などをご紹介いたします。
他の住人からテレビの音がうるさいと言われないために、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
アパートのテレビの音はどれくらいにすればいいの?
アパートでよくある騒音トラブルの1つが、テレビの音。
音量によっては他の住人に迷惑をかけ、トラブルに発展してしまうケースもあります。
では、アパートでテレビを見る時は、どれくらいの音量にすればいいのでしょうか?
理想は、隣の部屋に漏れないくらいの音にすること。
「そんなことはわかってるけど、具体的な目安になる数値はないの?」
と思うかもしれません。
しかし、これくらいの音量にするといいと、一概には言えないのです。
というのもテレビの音量や聞こえ方は、次の要素によって変わるから。
- 1.テレビのメーカーによる音量の違い
- 2.アパートの防音性や構造
- 3.人による聞こえ方の違い
以下、それぞれの詳細です。
1.テレビのメーカーによる音量の違い
テレビの音量は一般的に、画面上に数値として表示されます。
画面の端に表示される「音量 18」や「ボリューム 20」といった数値ですね。
音量を表す数値はメーカーや製造業者により異なるため「20以上は大きい」など、一概には断言できないのです。
2.アパートの防音性や構造
アパートによって壁の材質や間取り、構造がそれぞれ異なります。
音が伝わりやすいアパートもあれば、防音性の高いアパートも。
そのため、適正なテレビの音量はアパートによって変わるのです。
3.人による聞こえ方の違い
人によってうるさいと感じる音量は異なるので、一概に「これくらいの音量ならOK」とは言えません。
例えば、少しの音でも気になってしまう方もいれば、夜中でなければある程度の音は気にならないという方もいます。
そのため、具体的なテレビの音の目安を断言することが難しいのです。
以上の理由により、適正なテレビの音の目安は「隣の部屋に聞こえないくらい」になります。
とはいえ、音が隣の部屋に聞こえていないかどうかは、何らかの方法で確認しなければわかりません。
そこで次の項目で、音漏れの確認方法をご紹介します。
テレビの音が漏れていないか確認する3つの方法
テレビの音が漏れていないか確認する方法は3つあります。
- 1.隣の住人に聞いてみる
- 2.外に出てチェックする
- 3.他の部屋に移動して確認する
それぞれ詳しく解説していきます。
1.隣の住人に聞いてみる
アパートの隣に住んでいる住人に直接確認する方法です。
「テレビの音はうるさくないですか?」
と確認すれば、適正音量かどうかすぐに把握できます。
ただし、隣の人とあまり仲良くない、どんな人が住んでいるかわからない場合、直接聞くのは難しいですよね。
そのような時は、下記で紹介している2・3の方法をお試しください。
2.外に出てチェックする
テレビをつけたまま外に出て、音が漏れていないか確認する方法です。
ベランダや玄関外の廊下に出て、扉を閉めた状態でチェックしましょう。
外に音が聞こえないようであれば、隣の部屋にも音漏れしていない可能性が高いです。
ただし、アパートの壁とは音の伝わり方が若干違うため、あくまで目安として考えましょう。
3.他の部屋に移動して確認する
もしも、あなたの部屋の間取りが2部屋以上あるタイプだった場合、隣の部屋に移動してテレビの音を確認しましょう。
やり方はとても簡単。
普段見ている音量でテレビをつけ、隣の部屋に移動するだけ。
移動する際は、きちんとドアや扉を閉めてください。
もしも、隣の自室からテレビの音が聞こえるようなら、隣の住人にも聞こえている可能性があります。
ただし、実際に隣の住人の部屋との間にあるのは壁。
部屋の扉よりも壁のほうが防音性は高いので、聞こえ方はやや異なります。
隣の部屋に移動してテレビの音が聞こえないようなら、隣のアパートの住人にも音漏れしていないのでご安心ください。
上の階や隣の住人に苦情を言われないための防音対策3つ
他の部屋から聞こえてくるテレビの音は案外、気になってしまうもの。
音量によっては、トラブルや苦情に発展することもあります。
そこでトラブルを防ぐためにも、次のような防音対策をしておくのがおすすめ。
- 1.家具の配置を変える
- 2.スピーカーから音を流す
- 3.壁に防音シートを貼る
詳細は下記の通りです。
1.家具の配置を変える
家具の配置を変えることで、防音対策ができます。
テレビの音は壁を通して、隣の部屋まで聞こえているケースが多いです。
そこで、隣の部屋と接している壁に背の高い家具を置くことで、音が伝わりにくくなる効果が期待できます。
本棚や収納箱などに物をたくさん入れ、壁に沿って配置してみましょう。
2.スピーカーから音を流す
手元に置くタイプのスピーカーから、テレビの音を流すのもおすすめ。
このスピーカーをテレビと繋ぐことで、自分の手元で音が聞こえるようになります。
手元のスピーカーから音を流すことが、防音対策になる理由は次の3つ。
- 小さな音量でも聞こえる
- 壁に向かって音が出ないため音漏れしにくい
- 壁との距離ができるため音が隣に伝わりにくい
例えば、テレビを壁に沿って置いていた場合、隣の部屋へダイレクトに音が伝わってしまいます。
しかし、音の発生源を壁から離すことで、音漏れするのを防ぐ効果が期待できるのです。
手元スピーカーは100円ショップにも売っているので、手軽に購入できますよ。
3.壁に防音シートを貼る
防音対策をするなら、部屋の壁に防音シートを貼り付けるのも効果的。
防音シートが音を吸収してくれるため、隣の部屋までテレビの音が伝わりにくくなります。
防音シートは、日常で出てしまう生活音も聞こえづらくしてくれるのでおすすめです。
テレビの音がうるさいと苦情がきた時の対処法
もしもあなたに苦情がきた場合、音量だけでなくテレビを見る時間帯に気を付けましょう。
なぜなら日中は気にならない音でも、夜は周りが静かな分、ちょっとした音でも聞こえやすくなるから。
夜中など、アパートの住人が寝静まった時間帯の視聴は控えるといいですよ。
もし夜にテレビを見る場合は、普段よりも音を小さめにしましょう。
また、防音対策をしっかりとしておくことも重要です。
テレビの音がうるさいと感じる時の対処法
「他の部屋から聞こえるテレビの音がうるさい…」
と感じたらまずは、大家さんもしくは管理会社に連相談しましょう。
この時、アパートの住人に直接伝えないよう注意してください。
苦情の伝え方を誤ると、さらなるトラブルに発展する可能性があるため、当人に直接苦情を言いに行くのは避けましょう。
苦情の出し方や注意点は下記記事にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
アパートのテレビの適正音量や防音対策まとめ
アパートのテレビの適正音量や、防音対策などをご紹介してきました。
記事の内容をまとめると、下記のようになります。
- テレビの適正音量は一概に言えない
- メーカーやアパートの構造などによって異なるため
- 苦情を言われないために防音対策を
テレビの音は、騒音トラブルに発展しやすい1つです。
トラブルに発展しないためにも、防音対策も欠かさず行いましょう。
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