「アパートに出るゴキブリって一体、どこから出て来るんだろう?」
「ゴキブリが出ない部屋にするには、どのような対策が効果的なんだろう?」
このようなお悩みをお持ちの方に当記事では、ゴキブリの侵入経路や効果的な対策、ゴキブリが出でない部屋の条件をご紹介いたします。
アパートのゴキブリ問題にお悩みの方はぜひ、参考にしてください。
この記事の目次
アパートに出るゴキブリはどこからやって来る?
ゴキブリの侵入経路は1階と2階以上によって異なります。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
1階の場合
アパート1階の場合、ゴキブリの侵入経路は主に3つあります。
1.玄関
ゴキブリの侵入経路で最も多いのが玄関です。
玄関は開け閉めが多いこともあり、一瞬の隙にゴキブリが部屋に入ってしまうことがあります。
なので部屋を出入りする時は、扉を長時間空けておかない方がいいです。
また、ごくまれに、荷物が入っているダンボールにゴキブリが付着し、そのまま部屋に入ってしまうケースも。
「ダンボールはゴキブリに最適な環境」と言われているくらいなので、ダンボールの取り扱いには注意しましょう。
2.郵便受け
意外に思うかもしれませんが、扉に設置されている郵便受けから、ゴキブリが部屋に侵入することもあります。
というのも、一体型の郵便受けは隙間があるから。
さらに新聞や郵便物が入りフタが空いたままになっていると、よりゴキブリが侵入しやすくなります。
郵便受けからの侵入を防ぐためにも、荷物はすぐに室内に取り込みましょう。
3.窓の隙間
窓の隙間もゴキブリに侵入経路になります。
たった数ミリほどの隙間であっても、ゴキブリはそこから部屋に侵入してきます。
窓をしっかり締めたつもりでも、隙間が空いている場合があるので要注意。
より用心するなら隙間テープを活用するのも有効です。
2階以上の場合
「アパートの2階以上ならゴキブリは部屋に入ってこない」
と思うかもしれませんが、油断は禁物。
実は2階以上の部屋でも、下記のような場所からゴキブリが侵入するケースがあります。
1.排水溝
ゴキブリは、湿気や雑菌が多い場所を好む特性があります。
この特性にピッタリ当てはまるのが、アパートの排水溝です。
ゴキブリは移動力が非常に高いので、排水溝の管を登って2階以上の部屋に入ってくるのです。
排水溝からの侵入を防ぐためには、
- 普段からよく水を流す(封水)
- 排水口カバーを活用する
- 排水トラップ付きの排水管にする
などの対策が効果的です。
2.換気扇や通気口
アパートの換気扇や部屋の通気口からも、ゴキブリは侵入してきます。
換気扇や通気口には、わずかですが隙間があります。
さらにホコリや油汚れなどが、ゴキブリをおびき寄せるエサになってしまいます。
こまめに掃除をすることはもちろんですが、換気扇カバーやフィルターを設置し、ゴキブリの侵入を防ぎましょう。
3.エアコンの室外機
エアコンの室外機も、ゴキブリの侵入経路になります。
室外機はアパートの外に設置されているので、ゴキブリがそこから室内に入ってくることがあります。
また、室外機から伸びているホース(ドレンホース)から、ゴキブリが入ってくることも。
ドレンホースに防虫キャップを付ける、忌避剤を設置するなどの対策が効果的です。
※忌避剤ってどんなもの?
忌避剤(きひざい)とは虫やネズミなどが嫌う成分で作られた薬剤で、ホームセンターや薬局で販売されています。
ゴキブリの侵入経路をおさらい
ゴキブリの侵入経路をおさらいすると、下記のようになります。
1階 | 2階以上 |
|
|
続いて、アパートの何階以上ならゴキブリが出ないのか?について、詳しく見ていきます。
アパートの何階以上ならゴキブリが出ないの?
結論を述べると、アパートの何階に住んでいたとしてもゴキブリが出る可能性があります。
1階であれば玄関の扉や窓の隙間から、2階以上であっても排水溝や換気扇などが侵入経路になるからです。
しかし、1階より2階以上の方がゴキブリが出にくいと言えます。
ゴキブリは移動力こそ高いものの飛行力が低いです。
つまり、ハエや蚊のように空中を飛び回り室内に侵入してくることがありません。
そのため、2階以上の部屋に住んで対策をしっかり講じれば、ゴキブリが出る可能性が限りなく低くなります。
「じゃあ、どんな対策をすればゴキブリが出ないの?」
とお思いの方のために、下記の項目にてゴキブリ対策の具体例をご紹介いたします。
効果的なアパートのゴキブリ対策9選
効果的なアパートのゴキブリ対策は下記の9個。
- 1.玄関の隙間を埋める
- 2.窓の隙間を埋める
- 3.下駄箱に防虫剤を置く
- 4.室外機やドレンホースにカバーを付ける
- 5.排水溝にネットを付ける
- 6.換気扇を回しておく
- 7.通気口にフィルターを付ける
- 8.ゴミは貯めずにすぐ捨てる
- 9.ダンボールや新聞紙を貯めない
各対策の詳細を見ていきましょう。
1.玄関の隙間を埋める
玄関の扉を締めていても、上下などに隙間が空くケースがあります。
もしも扉に隙間がある場合は、隙間テープを活用して埋めるといいですよ。
また、扉に付いている郵便受けも侵入経路になるので、荷物は早めに回収し、常にフタが閉じている状態にしましょう。
2.窓の隙間を埋める
窓の隙間も隙間テープが効果的。
窓や網戸、サッシに隙間がある場合は隙間テープで埋め、ゴキブリの侵入経路を塞ぎましょう。
また、窓を開けて換気をする時は要注意。
窓を開けている間にゴキブリが侵入する可能性があるからです。
換気をする時は必ず網戸を締めましょう。
3.下駄箱に防虫剤を置く
玄関からゴキブリが侵入するのを防ぐには、防虫剤が効果的。
特に下駄箱は湿度が高くなりやすく、ゴキブリが好む環境なのです。
ゴキブリの侵入や増殖を防ぐためにも。下駄箱に防虫剤を設置しておきましょう。
4.室外機やドレンホースにカバーを付ける
エアコンの室外機やドレンホースには、カバーをつけましょう。
ちなみに、室外機よりもドレンホースの方が侵入経路になりやすいです。
ドレンホース用のカバーは100円ショップやホームセンターに売っているので、簡単に手に入りますよ。
5.排水溝にネットを付ける
キッチンやお風呂の排水溝に、網目の細かいネットを付けましょう。
ネットを付けることで、排水溝からのゴキブリの侵入を防げます。
また、ネットは網目が1.5mm以下のものが理想。
網目が細かい=ゴキブリが侵入できないからです。
6.換気扇を回しておく
換気扇を常に回しておくと、そこからゴキブリが侵入してくることはありません。
「回しっぱなしだと電気代が高くなるのでは?」
と思うかもしれませんが、換気扇を常に回していても電気代は毎月数百円〜1,000円ほど。
少しでも節約したいなら、換気扇にフィルターを設置しましょう。
7.通気口にフィルターを付ける
通気口とは空気の通り穴で、換気扇のような高い換気機能はありません。
目立つ設備ではないものの、直接外と繋がっているのでゴキブリの侵入経路になります。
なのでゴキブリを侵入を防ぐためには、フィルターが効果的。
通気口フィルターはホームセンターで手に入るので、ぜひチェックしてみてください。
8.ゴミは貯めずにすぐ捨てる
ゴキブリ対策をするなら、ゴミをすぐ捨てることは欠かせません。
特に生ゴミや惣菜の容器など。
ゴキブリは強い臭いを好む生き物なので、生ゴミや容器から放たれる臭いにおびき寄せられます。
なのでゴミはすぐ捨てることはもちろん、フタ付きのゴミ箱を活用するなどして、悪臭が漏れ出すのを防ぎましょう。
9.ダンボールや新聞紙を貯めない
ダンボールや新聞紙も、できるだけ早く処分することが好ましいです。
ダンボールや新聞紙は保水性が高いので、ゴキブリが住み着きやすいのです。
また、ゴキブリのエサにもなるので注意が必要。
捨てるのを後回しにしがちですが、ゴキブリ対策をするなら1日でも早く処分しましょう。
アパートのゴキブリ対策をおさらい
効果的なアパートのゴキブリ対策をおさらいすると、下記のようになります。
- 1.玄関の隙間を埋める
- 2.窓の隙間を埋める
- 3.下駄箱に防虫剤を置く
- 4.室外機やドレンホースにカバーを付ける
- 5.排水溝にネットを付ける
- 6.換気扇を回しておく
- 7.通気口にフィルターを付ける
- 8.ゴミは貯めずにすぐ捨てる
- 9.ダンボールや新聞紙を貯めない
どれも簡単にできる対策なので、ぜひお試しください。
アパートにゴキブリが出ない部屋の条件5選
そもそも論ですが「アパートにゴキブリが出ない部屋は、どんな条件が整っているんだろう」と気になりませんか?
そこでこの項目では、ゴキブリが出ない部屋の条件を5つご紹介いたします。
1.築年数が浅い
築年数が浅いアパートは消耗や劣化が少ないです。
そのため配管部分や各種設備の損傷が無く、その分ゴキブリが侵入しにくいのです。
2.2階以上
アパートの2階以上もゴキブリが侵入しにくいです。
ゴキブリは飛行力が低いため、2階以上であれば飛び回って侵入されることはありません。
ただしアパートの2階以上であっても、窓の近くに木や電柱がある場合は要注意。
というのも、木や電柱を登ってアパートに侵入するケースがあるからです。
3.窓の近くに木や電柱が無い
ゴキブリは木や電柱を登って部屋に侵入することもあります。
なので2階以上の部屋でも、近くに木や電柱がある場合は要注意です。
反対に、窓の近くに木や電柱がなければ、そこからゴキブリが侵入してくることはありません。
4.アパートの近くに森林や公園が無い
森林や公園はゴキブリの生息地。
エサや水が豊富なので、ゴキブリが住みやすいのです。
近くに自然があると息抜きもしやすいですが、ゴキブリが部屋に入ってくるリスクもあります。
5.アパート全体に清潔感がある
自分の部屋だけでなく周りの部屋や、共用部分の清潔さも、ゴキブリの出やすさを左右します。
例えば周りの部屋の玄関やベランダにゴミが置きっぱなし、または共用部分にゴミが散乱していると、そこからゴキブリが発生する可能性があります。
なのでアパート全体が清潔である方が、ゴキブリが出にくいと言えます。
アパートに出るゴキブリについてまとめ
ゴキブリの侵入経路や効果的な対策、ゴキブリが出ない部屋の条件などをご紹介してきました。
アパートの何階に住んでいてもゴキブリが出る可能性はありますが、1階より2階以上の方が出にくいです。
また、効果的な対策が下記の9個。
- 1.玄関の隙間を埋める
- 2.窓の隙間を埋める
- 3.下駄箱に防虫剤を置く
- 4.室外機やドレンホースにカバーを付ける
- 5.排水溝にネットを付ける
- 6.換気扇を回しておく
- 7.通気口にフィルターを付ける
- 8.ゴミは貯めずにすぐ捨てる
- 9.ダンボールや新聞紙を貯めない
ゴキブリに怯えること無く過ごすためにも、ぜひ上記の対策を実践してみてください。
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